2022年ボーディングスクール訪問 Choate Rosemary Hall
Choate Rosemary HallはHartfordから高速道路Iー91線を約30分ほど南下したWallingfordという閑静な住宅街の中にある、テンスクールズの一つに数えられる名門ボーディングスクールです。
以下、この学校の基本情報です。
総生徒数:862人(寮生642人、通学生220人)
学年:9年生~PG年生
留学生:15%
創立年:1890年
学校タイプ:共学
毎年のようにIvy leagueへの合格者を多数輩出する名門柱の名門ボーディングスクールであり、第35代アメリカ大統領・ジョン・F・ケネディが通った学校としても有名。実際にアドミッションの待合室にはケネディ大統領の胸像が飾られており、アドミッションオフィスを訪問する学生達を迎えてくれる。
今年に関してはChoate Rosemary Hallの全てのインタビューはオンラインで行われることとなっているので、今回の訪問ではキャンパスツアーのみ。それでも実際に現地に訪れて、現役の生徒達によるツアーを通じて得られる情報やキャンパスの雰囲気をしれるというメリットは果てしない。Choate Rosemary Hallに関しては訪問するたびに感じるのはその大学然とした雰囲気。それぞれの学生達が自主性を持って学業に取り組み、自らの目指す明確な目標に向かって学業に励む姿勢をガイドの生徒達から感じ取る事ができます。それは彼らがChoate Rosemary Hallの自由度の高いカリキュラム選択について明確な目的を持ってしっかりと組み立てていること、自らの興味が明確であることを我々に対して熱意を持って答えてくれるところからも感じる事が出来ます。
Choate Rosemary Hallの生徒が持つこの特徴はこの学校のMission Statementを読む事でこの学校の文化を体現している事がわかります。HPのMission Statementを引用します。
Students are prepared to seek knowledge for its own sake and to pursue further study at the finest colleges and universities.
要約をすると「生徒達が自分自身のために知識を深め、最良の大学でその知識をさらに深めるための準備をすること」に全力を注ぐボーディングスクールである事を謳っています。カリキュラムに沿って勉強に励むというスタイルではなく、自分の興味関心、極めたい学問を自ら選んでその知識を深めることを重要視する学校のキャラクターがこのMission Statementから読み取る事ができます。そして実際に生徒達を見ているとこの文化にしっかりと根付いた学校生活を送っている事が感じられます。
自主性を重んじる生徒、自らの目指す目標が明確な生徒にとってはこの学校の校風は素晴らしい環境となりうるでしょう。今年についてはSSATはオプションとなり、留学生に対してはTOEFLの点数が求められますが、印象としてはWell-spokenな生徒は評価されやすい印象を持つボーディングスクールといえるでしょう。