純ジャパの僕のTen Schools生活 / 入寮、オリエンテーションまで
皆さんお久しぶりです。「純ジャパの僕がTen Schoolsに合格できた理由」vlogを書かせていただいた「あおりん」です。今回は９月にThe Hotchkiss Schoolに入学して始まった高校生活、及び寮生活についてお話ししていきたいと思います。第1回の今回は主に入学準備から入学までに焦点を当ててHotchkissでの新生活について皆さんと共有したいと思います。
３月に日本の中学校を卒業してから９月にHotchkissに入学するまで待ちに待った海外での高校生活で、６か月の留学準備期間があったので、比較的余裕をもって留学ビザ(F1 Visa)を取得したり、学校のHealth Center指定の予防注射や健康診断を受けたり、生活用品などをそろえたりと渡航準備をすることができました。特にF1 Visa取得のプロセスは結構面倒くさいので、これから留学される方はVisa申請を早めに行うことをお勧めします。衣服、スポーツ用品、日本食などスーツケース４つ分の荷物を日本から持っていきましたが、寝具、洗面用具、収納具などかさばるものは現地の大型スーパーで購入し、父の運転する車で運び込みました。荷物をいれた８月中旬以降に学校に送り、入寮時にピックアップすることもできますが、届く時期が読めず怖いので、僕の場合自ら持ち込みました。
入寮日は8/31でしたが、その前日にはInternational Studentを対象とした夕食会が用意され、入学前にほかの海外からの生徒と交流できたことで先に友達もでき、入寮後もスムーズにコミュニケートできたことはとてもありがたかったです。International Studentの中では香港からの生徒が一番多く、日本人はほとんどいないマイノリティでした。日本人が多いコミュニティだとついつい自分に妥協して日本語を話してしまうかもしれないという心配があったので、日本人が少なくよりグローバルな環境を求めていた僕にとってはちょうどいい環境です。そして入寮日、学校の門を超えていざキャンパス内に入ると、多くの生徒が仮装したりペイントしたりして、ドラムや楽器を鳴らし”Welcome!”、”Go Hotchkiss!”と叫びながら、歓迎してくれました。受付を終え寮に向かうとProctorと呼ばれる寮の上級生リーダーたちが車に駆け寄ってきて、ものすごい勢いで荷物を車から部屋まで運んでくれて、早速Hotchkissの生徒たちのホスピタリティの高さを目の当たりにしました。
入寮の様子
僕の寮はCoyという校舎には近いものの、最も古い寮の一つで、正直結構ボロボロです。3階建てでエレベーターもなく（ただし、僕の部屋は１階）、クーラーもありません。でも、一度住むとアットホームで寮生の絆も強く、翌年も入寮を希望する生徒が多いようです。ルームメイトのThatcherは96％がBoardingのHotchkissでは珍しい自宅からの通学生で、車で10分ぐらいのSharonという小さな町に住んでいます。Hotchkissでは通学生にも部屋があてがわれて帰宅までの時間過ごすのですが、広い部屋をほぼ独り占めできるのは良かったものの、ルームシェアを希望していた僕にとっては良かったような悪かったような。入寮日はアンパックが終わると、寮の新入生だけでの交流が設けられ、早速僕と同じく野球がメインスポーツというテキサスから来たHenrikと仲良くなりました。そしてホールに移動し校長先生の話が終わるとついに生徒と親はそれぞれ別れるという流れです。ホールの外の湖の前で写真を撮り、書いておいた親への手紙を渡し、ハグをして僕は親と別れました。
入学して最初の４日間は新入生に向けたオリエンテーション期間で、僕と同学年だけど９年生から入学している10年生、または一個上の11年生がオリエンテーションリーダーとして新入生のためのセッションを用意してくれました。キャンパスツアー、BBQ、新入生のクイズ大会などイベントづくしの数日間です。フリータイムがそこまでないのでこのオリエンテーション期間が一番忙しいかもしれません。逆に言えば、忙しすぎてホームシックになる暇もありませんでした。しかし、オリエンテーションを通じて友達が作れただけでなく、学校のことについてもより良く分かり、学校にもすんなりとアジャストすることが出来ました。
オリエンテーションでの一コマ
僕が一番好きだったオリエンテーションは,“Letters to Self”という未来の自分自身への手紙を書き、書いた手紙は卒業式で再び配られるというセッションです。僕はどのような学生生活を送りたいかなど手紙に書きこみましたが、３年後に読むのが楽しみです。そんなオリエンテーションも終わり友達たちとの絆も強くなったところで、いよいよ授業が始まります…
これからもボーディングスクールでの生活についてブログを書いていきたいと思うので、投稿頻度はバラバラになってしまうかもしれませんが、これからもどうぞよろしくお願いします！
