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スイス入国と乗継、College Du Leman訪問

<先日のブログに続きます>
悪天候のため成田空港が混雑し、定刻より2時間あまり遅れて出発したスイス航空(LX)161便、チューリッヒ行きですが、これだけ遅れるとさすがに乗継時間が気になります。
このような時は、フライトアテンダントに乗継が間に合うかどうか率直に尋ねることです。定刻出発の乗り継ぎ時間は1時間55分でした。それが2時間遅れたわけですから数字の上では乗継は不可能です。
フライトアテンダントに乗継便の出発時間を言うと、「問題なく乗り継げます」とのことでした。
彼女の予想どおり、チューリッヒに到着時の遅れは45分ほどまでに短縮されていました。スイスの空港では、入国の際、「どこでなにをどのくらい」といった質問は何もなく、パスポートに入国のスタンプを押されるだけです。さらには、預けた荷物のチェックもなく、自動的に目的地まで送られる仕組みになっています。
アメリカの主要都市の国際線ターミナルの入国時の辟易する待ち時間と、その後の荷物の再チェックに要する時間とは比べものにならない速さでした。他のヨーロッパの国々への乗継も到着してから30分くらいの時間があれば、オーケーなのがスイスの国際線乗り継ぎの実際です。
ジュネーブに到着後、最初の訪問校はCollege Du Leman(CDL)でした。この学校については、過去8年間で数回紹介させていただきました。その基本的な情報に大きな変化はありません。
受け入れ学年:保育園(2歳)~高校(18歳)
総生徒数:1900人
創立年:1960年
寮生受け入れ年齢:11歳~18歳
寮生総数:260名
日本人寮生数:12名
学校全体の日本人数:50名
スイスのボーディングスクールのなかでも生徒数は一番多い学校です。世界的な国際都市ジュネーブ近郊という立地条件が創立年が比較的若いこの学校を短期間で大きく伸ばした要因と思います。
ESLは6レベルあり、高校生であっても英語力のない生徒が入学することも可能です。その場合、週に15時間のESLクラスがあって、文科系の英語、社会のみならず理科もESLクラスで学ぶことになります。
ESLクラスが徹底していることで、9月の新学期入学以外でも、1月、4月からの入学も可能です。ただし、中途入学に関しては、寮の部屋の空き状況によって、受け入れが制限されます。現在のところ、4月入学に関しては、日本の高校生の年齢では3名の枠があるそうです。
学校全体では、100か国あまりから生徒が集います。日本人の通いの生徒も38名いるわけですが、この数はスイスのみならずアメリカ、イギリスのボーディングスクールを含めて世界で日本人が最も多いインターナショナルスクールと言えます。

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