日曜コラム テレビ出演の反響
先週のブログは機内で書きました。
ボーディングスクール訪問の私の定番航空機UA882便、シカゴ発成田行きです。
帰国して、二男のBe-Concierge事務所、作業場、
兼住居のある千葉県、君津市に行きました。
アメリカの左ハンドルから一夜明けて右ハンドルになるので、
右折に一瞬の戸惑いがありましたが、無事320キロをドライブし終えました。
私のブログを購読している皆さんに、斉藤雄紀のU-29の番組を見ていただき、
さらには、蜂蜜の注文をいただきとても感謝しています。
ありがとうございます。
私も家内もいろいろな人から雄紀のテレビの感想をいただき、
感謝の意をどのようにして表すか、親ばかを素直に表現するには、
どのようにしたらいいのか考えています。
雄紀の養蜂事業はこれからが正念場を迎えます。
仕事をする価値観はぶれていないか、
その実現のために働いているか、
蜜蜂との協働はうまく行っているか、
そのような主旨のことを私が雄紀に向かって言うのですが、
実はそれは私自身がいつも自分自身に向かっていっていることでもあります。
家内は母親として長男も二男もサポートしていますが、
「口で言うより手の方が早い」という「柔」をまさに、実践しています。
定期的に雄紀のところに行くのも、こまごまとしたことを、
無言のうちに処理するためで、事務所兼住居が見違えるほど整理されます。
製造から販売まで一人でこなすことは、簡単ではありません。
テレビをご覧になった方なら誰でも彼の営業下手を感じたと思います。
しかしながら、養蜂という全体のバランスを考えると、
結局、徐々に独り立ちが可能な状況に近づきつつあります。
販売ルートの拡大や商品の品質維持など、「商売」という社会活動の
質と量の膨大さに改めて驚かされますが、
20歳代というのは、その世界を楽しめるだけのこころのエネルギーを
持っているのではないかと思います。
雄紀も立ち上げから今まで、確かに私や家内が応援していますが、
明らかに彼の明確な仕事に対する意思が無ければ、身内の応援があっても、
仕事がうまく行くわけがありません。
その意味では、雄紀がテレビで言ったことに嘘はありません。
好きなことを、思いの限りやる ― 初めからうまく行くわけがありません。
失敗は当たり前で、その度に修正するから成功すると私は雄紀に言います。
「それでも(養蜂を)やりたいか」と何度も彼に問いましたが、
回答はいつも同じでした。
テレビに出ることができた ― この機会を大切にして、自分を見つめてほしいと
思います。そして、小さな小さな蜜蜂たちといつでも向き合って、
彼らと一緒にいい仕事をしてほしいと私は思っています。
いい仕事とは、人が喜ぶ仕事です。
人に必要とされる仕事です。
たくさんの人から、蜂蜜を使った料理などのアドバイスをいただきました。
これを生かせば、より蜜蜂も喜んでくれるのでしょうが、
さてその実践は・・・。
雄紀に伝えることは、まだまだありそうです。