Eaglebrook School、Deerfield Academy訪問
<昨日のブログに続きます>
今日のマサチューセッツ州は、曇り空、時々雨がぱらつきましたが、寒くはありません。東京に近い気温です。
下記、訪問校の基本データです。
Eaglebrook School(男子校)
総生徒数:250人(寮生194人、通学生56人)
学年:6年生~9年生
留学生(寮生)受け入れ学年:6年生~9年生
創立年:1922年
全校生徒に占める留学生の割合:33%
日本人生徒数:0名
Deerfield Academy(共学)
総生徒数:638人(寮生569人、通学生69人)
学年:9年生~12年生+ポストグラデュエート
留学生(寮生)受け入れ学年:9年生~ポストグラデュエート
創立年:1797年
全校生徒に占める留学生の割合:33%
日本人生徒数:1名
余談からのスタートで恐縮ですが、北米のボーディングスクールのなかでもっとも勤続年数の高い人は、Eaglebrook SchoolのDirector of AdmissionsのTJ Lowさんでしょう。1974年来、42年間この学校にいて、自らのお子さんも92年と96年にこの学校を卒業しています。
マサチューセッツ州、Deerfieldにあるこの学校は、ニューイングランドの歴史保存地区に隣接しています。アメリカのフロンティア時代の建物をそのまま残し、人々がそこで生活しています。一般道からそれてIndian Mountain Schoolという看板のある「道」を車で駆け上がって行くと、スキー場が学校のキャンパスにあるというこの学校が現れます。
留学生のためのESLはひとクラスありますが、あとのクラスはすべて通常のメインストリームです。理科、社会、数学、外国語、英語を現地の生徒と一緒に受け、2つの選択科目を年に3回取ります。
TJさんは日本人留学生の受け入れを積極的に行いますが、入学の条件として生活に困らない程度の英語力と基本的な読み書きができないといけません。TOEFLJuniorの点数に換算すると700点以上が求められると言えます。
テンスクールズをはじめとして、多くのボーディングスクール、ジュニアボーディングスクールが共学へと移行するなかで、Cardigan Mountain School、Fessenden Schoolとともに男子校としてこれからもこの学校は存続し続けることでしょう。
現在、この学校は生徒たちがより快適に、より豊かに、そして便利に自分の道を見つけられるための新規総合学習棟の建築が進んでいます。来年、この学校を訪問する時は、きっと今とは違う表情を発見すると思います。
(月曜日に続く)