Fessenden School訪問
Fessenden School(男子校)
総生徒数:528人(寮生105人、通学生423人)
学年:幼~9年生
留学生(寮生)受け入れ学年:6年生~9年生
創立年:1903年
日本人生徒数:8名
この学校の特徴は、下記のとおりです。
・ボストンから10マイルほどの大都市郊外にある
・ELL(留学生の英語クラス)がサポートでなくクラスとして独立している
・ジュニアボーディングスクールのなかでは歴史が古い
・通学生中心といえる学校
・週末の年間アクティビティが800以上ある
ELL(English Language Learners)クラスの徹底により、現在のところこの学校への入学に際しては、TOEFLJuniorスコアの提出は必須ではありません。学力がと意欲があれば英語力が低くても受け入れの可能性がある学校です。
ボストン近郊に位置している学校なので、通学生の数が多く、アメリカ人生徒は、8年生を終了して9年生から高校としてのボーディングスクールに進学する生徒が多くいます。
入学時に英語力があまりない留学生は、9年生までこの学校で過ごすことになります。最終学年は、ELLクラスから完全に独立することが望ましく、そのためにTOEFL、SSATの準備は、入学当初から明確な計画とその実行をもって行うべきです。
ボストン近郊にあるため週末のアクティビティは、多種多様になります。800を超える活動が組めるのは、アメリカを代表する大都市であり、なのかつ世界的に有名な大学が多数あるボストンという地域にある学校の大きな利点と言えます。
ジュニアボーディングスクールのなかでは、最古に創立された学校ですが、その伝統は集中自習室に見ることができます。個別に固定された机が100以上、整然と並べられ、常に自習する生徒を管理する先生が教壇にいる光景は古風なボーディングスクールの象徴といえるでしょう。この形式を維持しているのは、FessendenとRumsey Hallです。
通学生が寮生の4倍ほどになりますが、留学生に対する配慮も整っています。11月の感謝祭休みは、オプションでスキーツアーが企画され、希望者は休み期間中、先生とスキー場のロッジに滞在します。ボストン空港までの送迎も留学生のためにしっかり行われています。
ジュニアボーディングスクールの中では、日本人の志願者が多いため、この学校への入学を希望する生徒は、なるべく早めの出願をお勧めします。