♯2 ジュニアボーディングスクール―学校選定の要素
先週のブログに続き、ジュニアボーディングスクールの学校選定について述べます。
★Cardigan Mountain School(6~9:200/225)
★Eaglebrook School(6~9:205/256)
★Fessenden School (5~9:105/528、注:通い生徒幼~9)
★Hillside School (4~9: 102/160、注:通い生徒幼~9)
Fay School(7~9:148/466、注:通い生徒は幼~9)
Rectory School(6~9:246/148、注:通い生徒は幼~9)
Rumsey Hall School (5~9:139/335 、注:通い生徒幼~9)
Indian Mountain School (6~9: 82/239:注通い生徒幼~9)
Bement School (3~9:43/219、注通い生徒幼~9)
North Country School (4~9:48/68、注通い生徒4~9)
今回初めてこのリストを見る人のため、再度数字について解説します。括弧内は順番に寮生受入れ学年、寮生数/総生徒数を表します。
学校選定という大切な決定を下す要素ですが、私は評判、データ、進学実績というようなことをより厳密に分析して答えを出すよりも、留学する本人の感覚を大切にしたいと思います。
そのためにも学校を訪問することは、生徒、学校の双方にとって、最も重要視するべき行動のように思います。
アメリカの中学、高校ボーディングスクールのなかには、中国からの出願者に関しては、訪問を必須としている学校も少なくありません。幸い、日本人留学生については、アジア圏の国のなかでも極端に出願数が少ないため、スカイプインタビューでの出願を認めているボーディングスクールが大多数を占めます。
受け入れる側のみの考えでなく、学校に通う側からの考えとしても、訪問をして確かめるということは、学校選びの原則ともいえるのではないかと思います。
特に、日本でのみ教育を受けてきた人たちにとっては、そもそも、日本を出発する時点ですでに留学適性を確認する多くの要素が含まれているように思うのです。
10時間以上の飛行を要する国際線の旅、飛行機を降りてからの入国と通関の手続き、それからの陸路移動、1日かけて現地に到達するという過程がこれから少なくとも3年以上続くことになります。
10台前半の適応力を持ってすれば、移動による物理的障害などもろともしないのですが、親子でそのようなことを経験することも、中等教育を異文化で過ごす価値を見出すにはとても有意義な経験と思います。
つづく