Dragon School -イギリスボーディングスクール留学
イギリスにある小学校、Dragon Schoolを訪問しました。ロンドンのシティー空港から車で一時間半ほど、オックスフォードにこの学校はあります。下記に基本情報を示します。
Dragon School
総生徒数:635人(寮生250人、通学生385人)
受け入れ年齢:8才~13才
留学生(寮生)受け入れ学年:8才~13才
創立年 1877年
この学校はハリーポッターの映画でハマヨニー役の俳優、エマ・ワトソンが学んだ学校ですが、第一作目に出演した時よりもより幼い彼女の在学中の写真を学校で見ることができました。
私設案内をしていただいたのは、Registrar(入試担当)のDesmond Devittさんでした。彼によると寮生250人のうちの20%ほどが留学生だそうです。また、アメリカのボーディングスクールにない傾向としては、寮生の20%は親がアジアで仕事をしている家庭の子弟だそうです。両親が日本人であるところの生徒は現在3名だそうです。
おおよそ20%の留学生がこの学校で学んでいるとのことですが、15名ほどのクラスのいずれを見てもアジア人の生徒が目立っていることはありません。スペイン、フランス、ロシア、香港、中国、韓国などの国籍の生徒のバランスは、中国人が圧倒的に多いアメリカのボーディングスクールに比較すると良いと思います。
それぞれの寮はハウスと呼ばれますが、Year4(8才)の生徒のハウスを訪問しました。一部屋に6名ほどの生徒が収容され、各階ごとに3階建ての建物には
それぞれ数室の部屋があります。
ハウスを訪問した時間が午前の3時間目を終了した休憩の時間だったので、生徒たちはみな教室からハウスに戻ってきて、ハウスマザーからクッキーなどのおやつとドリンクをもらっていました。体育の授業にむけて、地階のロッカールームで支度をする生徒やハウスで飼っているうさぎの世話をする生徒、あわただしく次のクラスの準備をする生徒など、年齢が小さいだけあってみな元気で走り回っているという印象です。
この学校への入学は、生活レベルで困らない英語力が必要になります。また、小学校留学ですから、親子で学校を訪れることをDevittさんも強く勧められていました。百聞は一見にしかずです。Dragon Schoolから歩いても行ける距離に世界の名門大学があるOxfordがあります。
つづく