休日コラム 年末の風景-剣道稽古納め
冬至の時期、朝の6時でも太陽は登りません。
寒さが一段と増して、3-4日前に朝の運動に出かけようと、
自転車に乗ると、後輪のブレーキが全く動きません。
とりあえず、前輪のブレーキだけで走りました。
その夜には、ブレーキが普通の状態に戻っていました。
あまりの寒さの故に、後輪ブレーキの一部分が凍りついたのでしょう。
6時30分ころになり、ようやく日が昇り暖かくなりますが、
いつもの公園で朝の運動をするレギュラーメンバーの皆さんは、
冬でも夏でも、6時15分ころには運動を終えるので、今の時期、
私は一人でせっせと朝のルーティーンを公園でこなしています。
趣味の剣道も稽古納めが2日前の日曜日でした。
今年は、剣道場のメンバーの一人が七段の昇段試験に合格しました。
少し早目に稽古を終えて、その後1時間半余り、道場の大掃除、
そして納会となり、子どもたちはお母さん方が差し入れてくれた
ホットドッグやサンドイッチ、おでんなどを食べ、
大人たちは、59歳にして七段に昇段した人のお祝いを兼ねて、
それぞれが持ち寄ったビールやお酒で剣道談義に花を咲かせました。
私の通っている道場、メンバーの高齢化が進んでいます。
レギュラーメンバーはみな50歳を超えています。
子どもたちも、中学校になると学校の剣道部での活動が中心となるため、
週末の稽古には参加しなくなります。
したがって、高校生から30歳代の人たちがいません。
新しく入会する人たちは、警察を定年退職した人、
あるいは、十数年のブランクの後、仕事もひと段落して、
趣味の剣道を復活した人、そして館長先生の剣道に惹かれて、
週末の稽古に時折参加する剣道を大変愛している40代の錬士の人たちです。
20代、30代の人たちは、おそらく仕事で忙しいので、
剣道を継続したくても、家庭の事情なども加わって、
定期的に剣道をすることが難しい人たちなのかもしれません。
そういえば、私が剣道を始めたのは40歳の時でした。
家内の発案で、小学生のなった長男と、年中の二男のスポーツ活動を兼ねて、
親子で剣道を始めました。
子どもたちが剣道を始められる年齢になったから、私もどうにか、
仕事のやり繰りをして剣道をやる気になりました。
今では、子どもたちはそれぞれの仕事に忙しく、
父親だけが、趣味の剣道を結局継続しています。
これから、来年の正月二日まで、剣道場はお休みです。
竹刀を振らないと、どうしても体のキレが悪くなるので、
その違和感を解消するために、立会い稽古は休んでも、
私は毎日素振りをしています。
これからも、剣道段位最高位八段を目指して、
私は剣道を続けたいと思っています。