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日曜コラム―祝大坂なおみ―USオープンテニス優勝

テニスの大坂なおみ選手が全米オープンテニス大会で優勝しました。
日本人のプロテニスプレーヤーで初の快挙です。
6-2、6-4のスコアでしたが、第2セットは大荒れでした。
プレー中、セリーナが自らのミスに腹を立てて、
ラケットをコートに叩きつけて壊したことに対して、
審判が彼女に3回目の警告として1ポイントマイナスを与えました。
更に、審判の判定に対して怒りの収まらないセリーナは、
執拗な抗議で、なんと1ゲームを失いました。
セリーナは大会審査責任者と思しき人に対して、激しく自己主張をしましたが、
判定はもちろん覆ることなく、ゲームは進行しました。
満員のアーサー・アッシュスタジアムは騒然とし、ブーイング、
拍手、喚声が交錯し、これがグランドスラムのファイナルかと
思わせる様相を帯びてきました。
この異様な雰囲気の中、アウェイの大坂には不利な状況でしょう。
観衆はほぼ地元のセリーナを応援しています。
大大会の経験の差、不利な局面に遭遇した時の自己保存、
ゲームへの集中力、作戦遂行力など、歴戦のツワモノを相手に、
ショット、サービス共に、大坂は極めて冷静、沈着にゲームを進めました。
結局、最後の最後まで自分のテニスをかたくなに守り続けた大坂が
セリーナを下しました。
現場にいた解説者は、「私ならプレーできない」などとコメントしましたが、
大坂のテニスに対する姿勢は「素晴らしい」の一言です。
スポーツは人々を感動させます。
勝利を祝福するお母さんと抱き合う大坂選手を見て、
感動しなかった人はいないと思います。
スポーツは素晴らしい。
大坂選手に心から拍手を送ります。

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