日曜コラム アメリカでの食あたり
先週の日曜コラムはボーディングスクールでの食事が改善された
ことについてのものでした。
あれから一週間、私は今、ボストンの空港近くのホテルでこのブログを書いています。
16日、木曜日に帰国して、金曜日午後から岐阜に行き、週末をそこで、
過ごして日曜日の夜に帰宅し、火曜日に再渡米しました。
あっという間に、岐阜で過ごした日曜日から一週間が経ちました。
今回の学校訪問で、昼食をコネチカット州のShannonという
小さな町のレストランで取ったのですが、いつもの単調で
オーソドックスなサンドイッチやハンバーガーというオーダーでなく、
田舎のカントリーレストランで、オリジナルメニューに挑戦しました。
味噌とココナッツをベースにしたスープにそばヌードル、蝦、烏賊、
あさりなどを加えた料理です。
味噌とそばの組み合わせに直感的に反応しました。
ココナッツの甘さは仕方ないと諦めて、Let’s challenge!と自分に言い聞かせました。
運ばれてきた料理はココナッツミルクに味噌を加えたもので、
思っていたよりも甘くはなく、また味噌がドロドロに溶けていて、
しょっぱいというわけでもありませんでした。
これなら大丈夫、パスタの代わりにそばヌードル、
そして小ぶりのシーフードもオーケーでした。
量もアメリカ一般のレストランと違い圧倒されるようなボリュームではありません。
同行したお母さんはチキンのチャウダー、生徒はマッシュポテトとフライドチキン。
3人ともOKで、次の目的地にも時間通りに着き、無事に学校訪問も終了。
やっぱりチャレンジすることは素晴らしいなどと思っていたら、その後、
2時間ほどのドライブの最中にすこし胸がむかむかしてきました。そして、
夕食があまり食べられません。また、白ワインも喉にさわやかではなく、
グラス一杯が飲みきれないほどでした。
どうやら、味噌とそばにあたったようです。
おそらく、冷蔵庫の奥深くに何か月も眠っていた食材だったのでしょう。
七転八倒するような胃の痛みが無いことは幸いでした。
体全体が、天気に例えればどんよりとした今にも雨の降りそうな
重苦しい雰囲気で、食欲がガクンと下がってしまったという状態です。
その夜、水を普段よりも多く摂り、いつものように3時ころに目覚め、
4時には起きて仕事を始め、24時間あいているジムに早めに行き、
ランニングマシンでいつもよりも汗をかくように走りました。
幸いにも食あたりが翌日に影響することはありませんでした。
郷に入りては郷に従えの格言のとおり、旅の食事は、その土地で良く食べられている
ものを食べるのが、安全で快適な旅の基本だと確信しました。