#2 学校訪問の時期
<6日のブログに続きます>
前回のブログで訪問予約を考えるときに考慮しなければならないことを挙げました。
日本から飛行機を10時間以上乗り、限られた日にちと時間をやりくりしてボーディングスクールを訪問するわけですから、訪問のためのおおまかな特徴を知っておくことは、重要です。ボーディングスクール訪問予約の際、知っておいた方が良いことを下記に挙げます。
●水曜日の午後は訪問を受け付けない学校が多い
●土曜日の午前中は、訪問予約を受け付ける学校もある
●10月末と2月のペアレンツウィークエンドと呼ばれる期間では、金曜日と月曜日は予約が取れないことが多い
●11月後半の感謝祭休み(7日~10日ほど)、3月末の春休み、6月から8月の夏休みの間、訪問予約はできても生徒がいないので授業、生徒、教師などの様子はわからない
上記を考慮したうえで、訪問の時期は9月からの新学期入学に対して、その前年の9月から1月が学校訪問の一般的な時期になります。
最難関と言われているランク5のテンスクールズ(10校)、ESLクラスがなくテンスクールズの下位にあるがおおよそ最低でもTOEFL80点以上が求められるランク4のボーディングスクール(30校~40校)は、9月入学に対して、その出願締め切りはその年の1月になります。
ランク3以下のESLのある学校(100校以上)は、1月末で出願を締め切っても、その後も寮の空きがあれば、生徒を募集しますが、現実的には9月の新学期入学のみならず1月の後期からの入学も受け付ける学校も多くあります。
ボーディングスクールの出願に際して、学校訪問は必須ではありませんが、インタビュー(面接)は必須です。留学生の出願で、学校訪問ができない場合は、スカイプあるいは電話によるアドミッションスタッフとのインタビューは不可欠です。
学校訪問をする時期は、9月の新学期から雪のふる季節の前、おおよそ11月までが最も適しています。
訪問する学校が確定すれば、それぞれの学校のウェブ、Admissionのページのinquiryで訪問者情報を入力します。その後、訪問日と時間は、電話ないしはメールで各校に連絡をします。最近では、ウェブ上で、訪問日時の詳細を公開するボーディングスクールも多くなりました。訪問に際しては、なるべく余裕あるスケジューリングを心がけ、5間程度の訪問期間であれば、1日くらいは1校だけの訪問日を作っておけば、体力的にも、精神的にも楽になります。
つづく