連休コラム - 時差ボケ解消のために
学校訪問に出かける時折、時差ボケを防ぐ方法を今まで数回、
ブログで紹介させていただきました。
結局、忙しいこと、そしてその徹底した自覚が、時差ボケ解消のために
有効な手段であると思います。
もちろん、渡航時の食事は普段の2/3くらいに控え、
現地に行っても運動を欠かさず、深くて短い睡眠を心がけなければ、
忙しいという意識も充実しません。
そうすると、時差ボケがかなり長期にわたって続く結果にもなると思います。
個人的な見解で恐縮ですが、私の場合、一日のうちに一度は体を動かす機会を
持つように心がけています。
日本においては、朝の公園での25分ほどの運動と15分ほどの竹刀の素振り、
そして、週に2-3回の皇居ジョギングです。
そして、海外に出た時は、可能な限り一日、20-30分のジョギングによって、
運動により生活のリズムを日本にいるときのように作り出すようにしています。
そうすることで、海外では、日中は集中力と緊張感を保ち、夕食後は深く眠り、
朝の4時ころには、仕事を始めるパターンが生まれ、時差ボケはありません。
帰国後、2-3日してお世話したご家族の誰かと話しますが、
お互いに「時差ボケはどうですか」が挨拶になります。
その時に、今までの私の経験では、すべての返事は「平気です」、
「ボケていられません」、などのかなりポジティブなものです。
私自身も、朝到着の便では、当日から仕事をすることは、平気ですし、
そのほうが返って、日本のノーマルパターンに合わせやすいなどと、
強気でいます。しかし、
実のところ、午後3時ころになると、10分くらい、
モーレツな睡魔にふと襲われることがあります。
そして、この睡魔は3-4日で消えてなくなります。
私が同行するご家族の元気さには、ただ感心するばかりです。
今までに私が同行したご家族で、まだ現地でジョギングをした
ご家族はおそらくありません。
それでも、皆さん、時差ボケも感じなく、平然と渡航後すぐに
仕事に復帰しているのです。
やはり、気力は人の体内時計を自由に操る能力を持っているのではないかと思います。