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長所とスポーツ - ボーディングスクール留学

<先週木曜日13日のブログに続きます>
運動神経が良く、スポーツ全般が得意という長所を活用し、それを伸ばすことで勉強への取り組みにまでに繋げ、留学3年目にして2ランク上のボーディングスクールに転校を果たした生徒がいます。
スポーツと勉強を両立させること、日本では文武両道という概念で戦前はかなり尊重されていたと思います。英語圏においては、この概念は現在でも健全で広く教育分野に受け入れられていると思います。
「文武両道」は、ボーディングスクールにおいては、とても重要な教育的要素です。今まで何度もブログで取り上げましたが、補欠を作らないチーム構成、年に3回の競技種目の変化、シーズン中はホームとアウェイで対抗試合を繰り返すなど、ボーディングスクールにおけるスポーツは、それに参加する生徒を中心に考えられています。
ボーディングスクールの頂点にあるテンスクールズは、学業における生徒の実績が高いだけではありません。高校とは到底思えない、素晴らしいスポーツ施設とスタッフを有し、さらには筋力トレーニングや、怪我などのサポート体制、専属のトレーナーまでもが個室が与えられています。
そこで学ぶ生徒はとても恵まれていると思います。
スポーツで自分が伸びることで、チームメイトとの友情が芽生えます。それが、年に3回種目が変わるごと行われます。他校との試合で実績をあげることによって自分に自信がつきます。先生や生徒からも応援され、その期待に応えようと生徒たちは、さらに努力をします。そのプラス精神のメカニズムに学習をうまく組み入れているのがボーディングスクールです。
学校規模が大きく、ESLのないより難易度の高いボーディングスクールに10年生として転校ができた前述の生徒を支えたのは、運動能力でした。その力を学力に転換応用することができたのは、ボーディングスクールのシステムによるものであったと思います。すなわち、長所とスポーツの見事な融合です。
可能性へのアプローチをスポーツ、音楽、芸術などを入り口にして考えることで、子どもたちがより自分の潜在能力に近づけると信じて実践しているボーディングスクールですが、その可能性をなるべく多くの人に知ってもらうことが、教育コンサルタントの使命であると思います。

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