休日コラム - 日米祝日比較
今日、2月11日は建国記念の日として国民の祝日です。
日本とアメリカの国民の祝日を比較してみました。
アメリカ(10日)
1月1日 New Year’s Day
1月20日 Martin Luther King Day キング牧師記念日
2月17日 Presidents Day 大統領の日
5月26日 Memorial Day メモリアルデー
7月4日 Independence Day 独立記念日
9月1日 Labor Day 勤労感謝の日
10月13日 Columbus Day コロンバス記念日
11月11日 Veterans’ Day ベテランズ記念日
11月27日 Thanksgiving Day 感謝祭
12月25日 Christmas Day クリスマス
日本(15日)
1月1日 元日
1月第2月曜日 成人の日
2月11日 建国記念の日
3月21日 春分の日
4月29日 昭和の日
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 こどもの日
7月第3月曜日 海の日
9月第3月曜日 敬老の日
9月23日 秋分日
10月第2月曜日 体育の日
11月3日 文化の日
11月23日 勤労感謝の日
12月23日 天皇誕生日
1年の祝日の数は、日本がアメリカの1.5倍です。
アメリカの場合、土日の休みが社会に根付いていますが、
日本はその限りではありません。また、公の休み以外の休暇ですが、
サンフランシスコ市役所に勤務する私の友人によると、
役職にかかわらず、必ず年間の休暇はほぼ全員が消化するそうです。
このような現実からすれば、祝日の数は日本がより多くても、
良いのではないかと思われます。
アメリカでは、休暇、すなわちバケーションと言えば、夏が中心ですが、
日本の場合、5月のゴールデンウィークが休みのピークではないでしょうか。
大型連休10日間などと、一昔前に比べると、
休みの規模が大きくなっていると思います。
また、これから、お盆休みもより前後に拡大していくことでしょう。
アメリカボーディングスクールの休みはとても迫力があります。
年度が変わる夏休みは、おおよその学校が、6月第一週くらいから、
9月の第一週までの3か月間休みとなります。
11月の感謝祭は10日ほど、
さらに、そのおおよそ1か月後の冬休みは2-3週間、
3月の春休みは3週間、
そして、大きな休みの他にロングウィークエンドといって、
金曜日から月曜日まで4日間を休みとする週が2-3回あります。
この休みの習慣は、ボーディングスクールにおいては、
初等教育も中等教育についてもほぼ変わりません。
そして、大学などの高等教育機関においてもほぼ同じです。
「休んでばかりのアメリカの学校」という言葉を
今まで何回となく留学生のお母さんから聞きました。
休みのクオリティーを真剣に考える、そして楽しむという
ことがこれからの世代にはとても大切になってくると思います。