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小学・中学・高校留学 飛行機に乗り遅れたら

2014年の正月にアメリカ東海岸地方を襲った大寒波で、4000あまりのフライトがキャンセルされたとの報道がありました。ちょうど、冬休み明けのこの時期、国際線は飛ぶものの、乗り継ぎ便の欠航で足止めされた留学生も多いと思います。
冬のアメリカ東海岸地方は、寒波による豪雪に見舞われることがあります。雪が降り始めたかと思うと2-3時間で30センチ以上の積雪になることもあり、雪に慣れているとはいえ、豪雪による飛行機の欠航や遅延などは頻繁に起こります。
気候だけでなく、ニュ―ヨーク、シカゴ、ボストンなどの大きな国際空港では、飛行機会社の都合で予定されている便がフライトキャンセル、あるいは1-2時間の遅延になることなども珍しくはありません。
また、国際線が集中しすぎて、入国審査に予定よりもかなりの時間がかかり、結局乗継便に間に合わないということも起こり得ることです。
そのような時にどう対処するか、その要点を考えてみたいと思います。
予定の乗り継ぎ便に乗れなかった場合、まず行わなければならないことは、次の便の確保です。これは航空会社ごとに設置されているサービスカウンターで対応してもらいます。天候のための欠航の場合、サービスカウンターは長蛇の列になりますが、列に並んでいる人はみな同じ状況の人ですから、順番を待って対応してもらうしかありません。
もし、その日のうちに現地に向かうフライトが確保できなかった場合、空港ないしは空港に隣接されたホテルに宿泊するわけですが、本人が未成年者に場合は、事情を説明すれば、宿泊は通常可能です。日本の親、あるいはコンサルタントに連絡をして、保護者としてホテルにクレジットカードで支払いをします。
空港から学校までの交通機関もキャンセルをするわけですが、学校に送迎サービスを依頼している場合、送迎会社の電話番号も確認しておけば、電話あるいはメールでの連絡で出迎え予定をキャンセルし、あらたな到着便に合わせて出迎えをセットしなおすことができます。
新たなフライトが深夜到着になっても、送迎会社は特別な事情がない限り対応してくれます。また、受け入れるボーディングスクールも、通常は送迎サービス会社と連携をとり、たとえ深夜であっても、不可抗力の状況ですから、本人の受け入れはしてくれます。
今回の大寒波でユナイテッド航空、シカゴからの国内線はかなり多くの欠航便があったようで、その影響はまだ残っているようです。1月、2月はシカゴ国際空港の使用は避けるのが賢明かもしれません。

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