#4 大学訪問―施設案内について
<先週金曜日のブログに続きます>
マサチューセッツ大学、アムハースト校の施設見学、最後のブログになりました。
9 Student Union:学生センター
10 Campus Center:学生生活の中心的建物、学内新聞本部、学内FM放送局、
ホテル(2回以上のフロア)
11 Northeast Residential Area:大学寮
12 Campus Security:この大学専用のキャンパス警官組織
学生センターには、日本でいうところの同好会などのオフィスが設けられています。その数は300余りに達するそうで、スキー、スノボー、ギリシャ文化、生徒会、フェンシング、スカイダイビングなどスポーツや趣味に関する学生交流の根拠地です。また、金曜日、土曜日の夜には、無料で映画が公開されます。
キャンパスセンターは、この学校の中心に位置している図書館に隣接しています。学校への訪問者、接待者、そして様々な会議に参加する人のためのホテル機能を備えた立派な建物で、11階はMarriott Centerと呼ばれているホテル運営に関して学生が実習をするのに必要な設備と機能を備えたフロアになっています。
ホテル機能がある建物ですから、レストラン機能も充実していて、そこで出される料理(キャンパスフード部門、全米第2位)は、評判の高いものです。
この大学の寮施設は7つあり、そのうちの一つを訪問します。7つの寮施設が収容できる学生数は12700人で初年度の学生はその75%が寮生活をします。この収容人数は、全米第3位だそうです。初年度の学生の部屋は2人部屋です。
この大学に限ったことではありませんが、アメリカの大学は必ずキャンパスポリスと呼ばれる大学専用の警官がいます。大学の要所要所に、キャンパスポリスに直接つながる専用の連絡ボックスが設置されています。この大学の専従警官の数は60名だそうで、広いキャンパス内を専用のパトカーで警らします。
4回にわたったキャンパスツアーですが、実際の大学訪問では、おおよそ施設見学は大学の規模の大小にかかわらず1時間が標準です。
施設の見学と大学情報案内は独立しており、どちらを先に受けても差し支えありません。施設の見学だけであれば、予約を前もって取らなくても、ツアーに参加はできます。
これからボーディングスクール入学を目指す皆さんには、次の学習段階としての大学についてもあらかじめ見学しておくことをお勧めします。高校から大学へと移る際の学校の規模と学習の変化の一部を体感することができます。