日曜コラム 羽田空港と日本の国内線
3連休が始まる前日の金曜日、羽田空港の混雑ぶりには驚きました。
朝7時前の浜松町から空港へのモノレールは1つ待たないと座れません。
国内線ターミナルに到着し、チェックインする手荷物はなかったので、
搭乗口まで直行したのですが、日本の各地に行く飛行機のゲートは、
結構な混雑でした。
新しく快適な羽田空港
小松空港行きの全日空便への搭乗は出発予定時刻の20分ほど前から
始まりました。そして、ほぼ定刻に飛行機は動きだし、
予定よりも5分ほど早くに、小松空港に到着しました。
新幹線と在来線を乗り継ぐと、今回の目的地福井市までは東京駅から、
3時間半かかります。飛行ですと、陸路をプラスしても、
福井市まで1時間40分です。ほぼ半分の時間で目的地に到着できます。
駐車場からみた小松空港建物
飛行機は、チェックインから搭乗までの時間がかかる、
空港までの陸路移動を含めると、新幹線を利用したほうが便利という
既成概念があったのですが、手荷物を預けなければ、イーチケットなので、
チェックインは必要ありません。そして、飛行機に乗ってしまえば、
1時間ほどで、日本のほとんどの都市に行くことができます。
東京近郊に住んでいれば、飛行機で行くアドバンテージを
十分に享受できます
羽田空港の便利さと快適さも見逃せません。
国際線も、国内線もその空間は広く、さらにラウンジも利用できれば、
搭乗までの待ち時間もゆとり、あるいは仕事をする時間に容易に
変えることができます。
アメリカの主要な長距離交通機関は飛行機ですが、
羽田空港のような快適な空港はあまりありません。
さらには、定刻の運行がままならず、良く遅れるなどはあたりまえです。
加えて、飛行機の内装がいい加減で古く、快適さにおいては、
日本の機材(飛行機のこと)のほうが、メンテナンスが徹底されています。
日本の空路はまだ発展の余地があるように思います。
また、サービスの内容もアメリカと比べるとはるかに良い
日本の飛行機業界ですが、どれだけの人がそれを「知っているか」が
問題ではないかと思います。
なるべく多くの人に、日本のサービスや美しさを保つための努力を
評価してもらうために、一人でも多くの人に海外で学んでもらう必要が
あると思います。