続Mt Holyoke College, UMass Amherst訪問
<前回のブログに続きます>
アメリカの典型的公立大学、University of Massachusetts, Amherstについて述べる前に、いま少しアメリカ東海岸の名門女子大学群セブンシスターズやリベラル大学群、その中でもリトルアイビーと呼ばれる著名な大学群(一部は東海岸地方以外)について述べたいと思います。下記、そのリストです。
1 アマーストカレッジ
2 ベイツカレッジ
3 ボウディンカレッジ
4 バックネルカレッジ
5 カールトンカレッジ
6 コルビーカレッジ
7 コロラドカレッッジ
8 コネチカットカレッジ
9 デビッドソンカレッジ
10 グリンネルカレッジ
11 ハミルトン・カレッジ
12 ハバフォードカレッジ
13 ラファイエットカレッジ
14 ケニヨンカレッジ
15 マッカリスターカレッジ
16 ミドルベリーカレッジ
17 オバーリンカレッジ
18 ポモナカレッジ
19 リードカレッジ
20 ローズカレッジ
21 スワースモアカレッジ
22 トリニティカレッジ
23 ワシントンアンドリーユニバーシティー
24 ウェズリアンカレッジ
25 ウィリアムズカレッジ
これらの大学の包括的特徴を述べます。
・小規模大学(学生数は5000人以下)
・ほとんどの学生が4年間を学校寮で過ごす
・大学であっても少人数クラス(20名以下)
・教える側と教わる側の関係が良い(ボーディングスクールの延長)
・広範囲な教養科目が選択可能
前回のブログでも述べましたが、これらの大学規模は決して大きくはありませんが、留学生に求められる基礎英語力、そして数学力はとても高いものです。TOEFLiBTは最低でも100点を基本とし、SATにおける英語力、数学力も800点満点で700点以上です。そして、GPAと呼ばれる高校時代の平均成績は1-5の段階評価ですと4.5を上回るのが、これらの学校に出願する生徒の平均的学力になります。
但しアメリアの最高評価「A」は(日本の5相当)絶対評価であるため、クラスの5%のみがAを達成できるというわけではありません。一般的にはB(日本では4)が平均的であり、GPAという点においては、アメリアの学校の場合、絶対評価と言いながら依然として相対評価の傾向のある日本に比べると、極めて難しい成績達成目標ではありません。
できれば、日本の中学高校も名目的な絶対評価でなく、アメリカのように成績評価の基準を生徒に公表し、実質的絶対評価を実現化してもらいたいものです。
つづく