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★アメリカボーディングスクール留学 ― 出願の締め切りと合格発表

ボーディングスクールの新学期9月の入学出願締め切りは、1月15日ないしは1月31日です。その時までに出願先のボーディングスクールが要求する書類およびデータを送付する必要があります。
出願方法は、各ボーディングスクールが準備しているペーパーによる出願書類の提出、あるいはそれぞれの学校のホームページからのオンラインによる出願、TABSのコモンアプリケーションの利用、SSATサイトからの出願、そしてGatewayというサイトからの出願に大別されます。
これらの方法のうち、TABS、SSAT、そしてGatewayを利用する場合は、出願先ボーディングスクールが出願を受け付けるかどうかをそれぞれのサイトで確認をしてください。出願料100ドルほどをクレジットカードで引き落としてしまってからのキャンセルは通常応じてくれません。
いずれの方法にも共通している提出書類は下記の通りです。
・願書
・過去3年間の出願者の英文成績証明書
・英語教師推薦状(書式は指定のものを利用します)
・数学教師推薦状(同上)
・その他の科目(校長、アドバイザー可)教師からの推薦状(同上)
・本人のエッセイ(学校によって内容がかなり異なります)
日本からの出願の場合、各校のホームページにあるオンラインの出願方式を使うと、それぞれの学校によって先生に書いてもらう推薦状の書式が統一されているわけではないので、英語、数学、そして他の先生への時間的な負担が大きくなります。それ故に、TABS、SSAT、Gatewayなどの共通願書を利用するのが合理的と言えます。
日本の高校受験と違って、ボーディングスクールの受験では、受験生が出願校に集結してテストを受けるということはありません。出願者には、SSAT、TOEFL、Junior TOEFLのスコア提出が義務づけられている場合が多いですが、これらの試験の受験回数制限などはありません。
さらに、日本の受験と最も異なるのは、出願締め切りと合否発表のタイミングです。9月の入学であるにもかかわらず、その年の1月末には出願を締め切ってしまい、1カ月の審査期間を経て、3月1日、あるいは10日合否が電子メールなどで発表されます。合否発表を終えてから、1カ月ほど経って、入学契約書が合格者に電子メールで送付され、合格者とその保護者がオンライン上で手続きを完了し、授業料の一部金(5000ドル~10000ドル)を支払うことによって9月入学が確定します。
4月に各ボーティングスクールが合格者に用意するのが、入学を確定するための学校訪問です。
(つづく)

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