休日コラム-君津の蜜(烏山椒)
日曜コラム - 君津の蜜
今日の日曜コラムは、わが家の二男についてお伝えしたく思っています。
ブログで何度か紹介させていただいた長男は、ニュージーランドに高校三年間
留学したのですが、二男は留学しませんでした。
本人にその意思がまったくありませんでした。
親だけの意思で無理に留学をさせることはできません。
二男は、小さい時から、生物、特に昆虫に興味関心が深く、
その傾向は高校になっても変わらず、大学では蜜蜂研究会に四年間所属していました。
結局、自らが好きなことを、なりわいとすべく努力をしています。
私は、ブログで教育とグローバルを主たるテーマにしています。
教育を受けたその先に見えること、あるいは見たいこと、
それは希望や夢であると思っています。
グローバルと言われている社会の基本は、
明確な自分を持つこと、すなわち「どうしたい」という質問に、
はっきりと答えられることであると思っています。
私は息子にしつこく「本当に養蜂がやりたいか」ということを問いました。
毎回、同じ答えが返ってきました。
一年前、社会に出ましたが、結果として息子は養蜂家の道を歩むことになりました。
親ばかではありますが、彼の初めての商品をご紹介させていただきたく、
よろしくお願いします。
雄紀の父より
こんにちは!
斉藤雄紀と申します。
千葉県で蜜蜂を飼いながらはちみつの生産している駆け出しの養蜂家です。
この度、初めて自分の蜂蜜を作ることができました。
養蜂に出会って早5年、様々に苦労がありましたがなんとかここまで来ることができました。
さて、今回生産できたのはカラスザンショウという木の蜜です。なかなか聞かない名前の木ですが
日本全国の山に広く分布しており、7月中旬~8月中旬位まで白くて丸い花を咲かせます。
幸いにも私が住んでいる千葉県君津市は特に多くこの木が生息しており、今回このはちみつを生産することができました。
カラスザンショウの蜂蜜は独特の爽やかな香りと豊かなコクを持った蜂蜜でコーヒーに入れたり黒パンにつけて食べたりするとおいしいです。
また、風味がいいはちみつなのでカレーや煮魚などの隠し味にもいいと思います。
まだ一種類しか生産できていませんが、来年からは4月の山桜や5月の椛、それに6月のアカシアなど季節のはちみつを生産していきたいと思っています。
もし、ご注文頂ける方がいらっしゃいましたら[jnas.es.elt.jaanaa@gmail.com]までご連絡いただければ幸いです。