皇居マラソン
暑い日が続きます。
都内でも連日三十四度を超える日が続いています。
「こんなに暑くては、外に出るだけでまいってしまう。
アスファルトの照り返しで、コンクリートに囲まれた東京は、
熊谷よりも暑いのでは・・・」と、みな思っているかもしれません。
猛暑ですが、ものはためしと皇居マラソンに昼の炎天下に出かけてみました。
ビルを出ると、熱気に一瞬圧倒されますが、皇居の北側、
平川門あたりをジョギングしている人がぱらぱらと走っているのを見て、
こんなに暑くても、「走る人は走る」と達観して、
平川門前から私もジョギングをスタートしました。
走り始めてみると、それほど暑いとは感じないのが意外でした。
全コース五キロのうち、2/3ほどは木陰なのです。
また、お堀がめぐらされているので、
その分気温も若干低くなるのかもしれません。
皇居の南側、東京駅からほど近い二重橋、大手門あたりの広場は
まったく木陰がなく、太陽直撃ですが、
広いスペースは緑の芝生が植えられているので、
地面から熱気がこみ上げてくることはありません。
2000年代はよく代々木公園でジョギングをしていましたが、
公園に行くまでのアスファルト道路の人ごみと暑さに比べると、
皇居はジョギングする人にはとても良くできているコースと思います。
警視庁のある桜田門をくぐった広場が、ジョギングスタートの起点となっていて、
百メートルごとに距離を示すプレートがあります。
そこから、平川門までは1.8キロです。
夏のジョギングでは、私の場合、最後の二キロくらいが、木陰がなく、
疲れもたまってくる難所なりますが、
それでも、和気清麻呂像あたりから、桜並木の木陰となり、
そこからゴールの平川門までの三百メートルは
クールダウンするのには最適です。
ゴールしてからすぐにビルに入らず、柔軟体操などして汗が引くまで待ちます。
十分もすれば真夏の真昼でも、ジョギング後のほてった体には、
木陰は涼しく感じられます。
まだ、冬の皇居でのジョギングはしていませんが、一年を通じて、
ジョガーはたくさんいると思います。
健康のために再開した皇居ジョギングですが、
若い人から年配の方まで多くの人が皇居では走っています。
私よりも明らかに年配と思しき多くの人に一周する間に抜かれます。
「世の中にはいろいろな人がいる」と実感します。
夏のこの時期でも、無理せず十分にジョギングが可能なことがわかりました。
ということは、冬の時期はおそらく夏よりもより快適に走れると思います。
週に一・二度くらいは、これからも皇居マラソンを続けたいと思います。