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ジュニアボーティングスクール-Indian Mountain School

Indian Mountain School
入学難易度:ランク3
総生徒数:260人(寮生85人、通学生175人)
学年:幼稚園~9年生
留学生受け入れ学年:6年生~9年生
日本人留学生数:0名
創立年:1922年
Indian Mountain School(IMS)はコネチカット州、Lakevilleという町にあります。幼稚園から9年生までの学校ですが、Lower SchoolとUpper Schoolは校舎が別になっています。Upper Schoolキャンパスでは5年生から9年生が学んでいます。車で5分とかからないところに、テンスクールズの一つHotchkiss Schoolがあり、その体育施設の一部をIMSは使用しています。
この学校の教育方針の基本は、徹底して生徒の面倒をみることです。その姿勢の一つとして、留学生家族がこの学校を訪れた時は、校長のMark Deveyさんが、所用で不在の時以外は、必ず10分以上、学校について説明します。親からの質問も校長が直接答えます。私は彼の学校説明を5回以上聴きましたが、何度聞いても彼の教育に対する誠実な態度、熱意には感動します。
ESLクラスは、留学生担当のNatalie Hollandさんによって行われています。留学生総数が47名とそれほど多くはないので、数学、芸術、理科、スポーツは一般生徒と同じクラスで行い、初年度はESL英語クラスおよび個人授業による補習によって、留学生をサポートします。当然、理科などは、留学生はかなりの英語力ハンディを負うわけですが、担当の先生と補習を受け持つ先生が連携をとり、英語力不足を補完します。そして、勉強させられます。
Indian Mountain SchoolはTABSのデータベースにおいては、ESLは初心者から、LD(学習障害)、ADD(多動性)、ADHD(注意欠陥多動性)等の生徒も受け入れることになっています。
ESLを必要とする日本からの志願者は、英語力が初級であっても、入学は可能です。自らがこの学校の卒業生でもあるDirector of AdmissionsのMimi Babcockさんは、今までの日本人留学生のほとんどが勤勉であり、学習力と順応性に富んでいることを、経験上知っているからです。
IMSの過去数年間のボーディングスクールへの進学先リストがあります。ランク4以上の学校を挙げます。
Philips Academy, Andover
Deerfield Academy
Northfield Mount Hermon School
Middlesex School
Berkshire School
Hotchkiss School
Taft School
St. Mark’s School
Williston Northampton School
Kent School
Governor’s School
Mercersburg Academy
Suffield Academy
Tabor Academy
St. George’s School
Brooks School
Emma Willard School
Peddie School
Choate Rosemary Hall
Loomis Chaffee School
St. Paul’s School
Milton Academy
日本の難関進学中学校と比較してIMSのユニークなところは、進学先校が大変豊富なことです。ランク3以上のリストをこれに加えると、学校数は倍増します。
偏差値順でIMS卒業生たちは進学するのではなく、学校を訪問し、自分との相性を確かめる、あるいは特定の分野について、自分で調べて、それを確かめるために訪問し、進学先を決定する。アメリカには日本のような偏差値によるボーディングスクールランキングは存在しません。

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