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ニュージーランド St. Kevin’s College訪問

今日の訪問校、St. Kevin’s Collegeはニュージーランドの南島最大の都市、
人口34万人ほどのクライストチャーチから車で3時間、オマル-という
1万3千人ほどの町にあります。
1860年ころはサンフランシスコのように栄えた港町とは、St. Kevin’s Collegeの留学生担当、ジューン・キャンベルさんの言ですが、その繁栄をもたらしたのは、この地域で取れるオマル―ストーンと呼ばれる石灰質の白い石によります。
今でもこの石材により建てられたヨーロッパの街並みを思わせる建物が海辺のダウンタウンにはたくさん残っていて、将にその雰囲気、佇まいはイギリスそのものです。
St.Kevin’s Collegeの基本情報は下記です。
総生徒数:441人(共学)
学年:9年生~13年生
留学生:受け入れ学年:9年生~13年生
創立年:1927年
現在の日本人生徒数:2名
留学生総数:7名
Decile 7
この学校の男子寮は授業が行われる校舎を見渡せるところにあり、女子寮は学校から徒歩で10分ほどのところにあります。寮生の数数は100名ほどだそうです。
この学校の男子寮は9,10年生が2人部屋、11年生から13年生はほぼ個室になっていて、寮母さんによって管理されています。各室は、男子寮にしては、きちんと整頓されていました。寮生の洗濯については、学校がやってくれます。
イギリスの流れをくむニュージーランドでは、学校生活のなかにもアメリカにはないものがあります。1日3食に加えて、モーニングティーとアフタヌーンティーというおやつの習慣がこの学校でも健在で、生徒たちは午前と午後にクッキーや果物などを食べることができます。
この学校、Decileは7ですが、ニュージーランドの地方都市の堅実な生活の上に成り立つ小規模の学校ですので、留学生の少ないこともあり、英語を学ぶにはとても良い環境と言えます。
入学難易度はなく、留学生の英語力に応じて、留学を開始する学年がアドバイスされます。そのアドバイスは、強制的なものではなく、最終的な入学学年は、ジューンさんとの協議により決定されます。
今回の訪問では、時間に余裕があったので、ジューンさんがこの町を案内してくれ、海辺のカフェでお茶をごちそうになりました。そのようなおもてなしからも留学生がしっかりサポートされていることが容易に想像できます。
オークランドやクライストチャーチにある学校に比べると、移動に時間がかかりますが、留学生の面倒見のよさや学校の規模から、英語力の比較的少ない生徒にはお勧めできます。

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