留学コンシェルジュ

学校訪問での重要事項 現地到着まで

留学先を決定するのに重要な学校訪問を効率よくそしてできれば楽しく有意義に行うために、留意するべき点を確認したいと思います。今までの学校訪問への同行経験からまず具体的に下記のアドバイスをさせていただきます。
① チェックインバゲッジ(預け荷物)を作らない
② 出発は土曜日ないし日曜日にする
③ 乗り継ぎがある場合は最大限の余裕(3時間以上の乗り継ぎ時間)を確保する
旅はスタートが肝心です。上記に挙げた3点は国際線から国内線へのスムーズな乗り継ぎと、フライト遅延、フライトキャンセルなど不測の事態が起こっても、学校訪問絵の影響を最小限にするための必須的項目であると私は思います。
学校訪問では1か所にとどまることなく、車と飛行機で毎日移動しますから、万が一、預けた荷物が出てこないようなことがあれば、国内線乗り継ぎに支障をきたすだけでなく、預けた荷物をどこで回収するかが大きな問題になります。現地の学校事情、教育事情をよりよく知ることに集中するために、親子ともに衣類を最小限に抑えて、常に自分と一緒に荷物も行動することをお勧めします。
出発日を土・日にするのは、飛行機の遅れやキャンセルで現地に到着した日がつぶれてしまっても、対応できるようにするためです。日本の交通機関のサービス内容とその質は世界一ではないかと私は思います。その正確さと、きめ細かなサービスに慣れてしまっているが故に、英語圏の交通機関の不正確さ、絶対に謝らない態度、いい加減な対応、英語によるコミュニケーションの問題などから、日本からのビジターはひとつ不測の事態が発生すると、精神的にとても疲弊します。
かれらのサービスと付き合う時は、こちらの精神的余裕が絶対に必要です。そのためにもスタートは余裕を持って対応できるようにしておくべきなのです。
「遅れても大丈夫。ウェイティングリストではなく、予約可能な次の便を手配してください」
と担当者に言えば、彼らは翌朝のフライトの「搭乗券」を手配してくれるでしょう。
「遅れも、フライトキャンセルもそれを管理する君たちの責任だ。今日中にとにかく目的地への便を確保しなさい」などと、相手を責めても、担当者は自分できることしかやりません。それに腹をたてても、事態は少しも進展しません。
アメリカでの911テロ事件以来、空港でのチェックイン後の身体検査が理不尽に厳しくなりました。そのため主要都市でのチェックインはたとえ国内線であっても、2-3時間くらいの余裕を持って空港に到着することをお勧めします。
学校訪問の旅は、親子で行うのが理想です。親子でトラブルがあればそれを解決し、ボーディングスクールの豊かな教育環境に接し、のどかな田園、森林など自然のなかをドライブし、大きな都市から日本に帰ってくるという1週間余りの旅は親子の絆を強く太くすることにも大きく貢献することになると思います。

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