夏のボーディングスクール訪問
ボストン、ローガン国際空港から車で30分程度、
ヒルトン、ボストンウォバーンからブログを書いています。
日本時間の日曜日から始まった夏の学校訪問ですが、
今日、26日早朝までに、1回到着遅延により飛行機に乗りそこない、
その後、天候不良、機材故障などで3回のフライトキャンセルを
経験しました。
2校訪問予定を1校に削り、本来であればニューワーク国際空港
にいるはずが、私たちは今、ボストンにいます。
ローガン空港に隣接するヒルトンホテルに
泊まりたかったのですが、なんとエアポートヒルトンは
フルブック(満室)とのこと、ヒルトンで周辺ホテルのリストを
もらって、5-6か所に電話しましたが、すべてフルブックでした。
偶然にも、あるホテルのオペレータが親切に
自らのネットワークを使って、空きのあるホテルを探しだして、
2部屋を確保してくれました。ホテルに辿りついたのは、
真夜中近くで、明日(今日)は早朝6時のフライトでなんと、
ボストンからニューワークに飛ぶという変則アレンジです。
(本来なら、昨晩メイン州のポートランドからニューワークまで
昨日の夕方の便で飛んでいるはずでした)
夏の東海岸の天候が相次いで飛行機を飛ばなくさせることも、
東海岸の主要都市がこれほどまでに、夏は混んでいることも、
私にとっては初めての経験でした。
ボストン・ニュージーランドでは国際的なイベントやショーが
開かれなくても、夏の繁忙期は数千、あるいは数万という単位で
ホテルが埋まってしまうのです。
空港に行くたびに長蛇の列を見て、「また乗れないのか」という
ネガティブな感情に押しつぶされそうになります。
しかし、イライラしても、相手を責めても、事態は良くなりません。
そして、アメリカ人たちはじっと黙って、リスケジュールのために
数時間も並んで待っています。
「日本だったらどうなるだろう」と空想しました。
従業員に食ってかかる人、ただひたすらに頭を下げる従業員、
というイメージが頭に浮かびましたが、シカゴでも、ポートランドでも、
アメリカ人の列は静かで文句を言っている人は数人見かけましたが、
怒鳴ることもなく、マネージャーと話していました。
同行した生徒に私は、「この経験で君は何があっても空港で対処できる
ようになる」と励ましました。
お母さんも、「天気や機械が相手では仕方ないですね」
と達観の様子です。
荷物を預けなくて良かったと思います。急な変更にも対応してくれる
学校に感謝しています。
今日、ボストンの空港で長蛇の列がないことを願っています