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#3 ボーディングスクール留学 - 夏休みのやるべきこと

ボーディングスクールの夏休みはおおよそ3か月間あります。日本の中学高校の夏休みの2倍以上です。この期間を無為に過ごすことは、とてももったいないことです。
昨日のブログでは、日本でのTOEFL、SAT対策について述べました。
留学中は日本では体験したことのないダイナミックな教育の連続です。少人数クラスであるが故の機動性を生かし、授業は部屋の中だけではありません。陽気の良い日は、屋外でディスカッションなども珍しくはありません。理科では実験や実習が多く、子どもたちの好奇心を刺激するように考えられています。歴史や地理のクラスでも同様に、「なぜ」を考えるための手がかりを本に求めるのではなく、現場に求めることを実践している先生も多くいます。
学校生活は忙しく、戸惑い、迷いながらも、時間だけはどんどん過ぎていき、感謝祭休み、冬休みでの帰国もそれほど長くはないので、ボーディングスクールの日常に早く戻りたいという留学生も少なくありません。
しかし、3か月あまりもある夏休みは、他の休みと異なり、自分の自分による自分のための学習を作らなければいけません。
「せっかく留学して必死でボーディングスクールの教育に慣れてきたのに、3か月のブランクはあまりにも長すぎる」と留学生本人も親も考えるかもしれません。この考えは払拭してください。ボーディングスクールで学ぶ最も重要なことは、自ら考え、自ら行うことです。それを実践する時期と場所が夏休みです。
留学中を振り返ってみてください。そして、自分の可能性についてぜひ追求してみてください。「やればできる」を実践できた自分に誇りを持ってください。そして、次の年以降を考え何が今の自分に不足しているのかを考えてみてください。
答えは、おおよそ英語で読む力、書く力の補強にあると思います。
秋になれば、またボーディングスクールでの生活が再開されます。また、それを2-3年続ければ、次の段階の教育に入っていきます。次に段階に進む時に、留学生に求められるのは、知識もさることながら、自己の明確な目標、目的の認識とそれを達成するための努力です。
つづく

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