日曜コラム-風邪
師走もあますところあと4日となりました。
この時期に風邪をひいてしまいました。
ひき始めのうちに徹底的に休養すればよかったのですが、
逆を試みました。
日々のルーティーンを変えることなく、
さすがに剣道の稽古だけはお休みしましたが、
暮の忘年会は出席しました。
熱が幸いにも出なかったので、このまま快方へとむかうと勝手に信じていました。
ところが一向に良くならないまま1週間がたちました。
何が悪かったのかと自問自答をするなかで、
「朝の運動」が悪かったと気づきました。
「風邪をひいて運動とは、あまりに無思慮な」といわれても仕方ないのですが、
ジョギングはせず、汗をかかない程度のものであれば大丈夫という
私の判断は間違っていたようです。
風邪をひいても食欲の衰えない私は、それこそが「生きる力」だと
自分を鼓舞し、元気になり運動を再会したときに、
すんなりとこなせるようにと思ったのですが、
体がいうことをきいてくれませんでした。
精神はともすると、自分のサイズを飛び越えて、
それ自体膨らみすぎてしまうこともあるとしみじみおもいました。
そして、自分が暴走することがあっても、それ自体に気づいていない。
どこが悪いかを検証しない。
生きる力とは自然のバランスとの調和なんだと感じます。
知っているつもりで意外と自分というのは
わからないものだなあとも思います。
だから、風邪をひいたときくらいは、「休む」ことも必要ですね。
元気であれば運動はいくらでもできると考えるほうが自然でした。
あせらず、無理せず年の瀬をすごし、
新たな年を「元気」で迎えたいと思います。
寒い日が続きますが、皆さんどうぞお体ご自愛ください。