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グローバル時代の教育 若者の意識 続ハングリー精神

グローバル化時代の日本にあって、どのようにその「危機感」を伝えるか、
前日のブログの続きを書きたいと思います。
大前提として、豊かさを求めたハングリー精神という絶対的価値観が世の中に
強烈に作用する時代はすでに終わっていると思います。
この時代の合言葉はたとえば、「頑張る」、「根性」、「服従」などで、
その代償としてより豊か、便利な生活が得られたわけです。
良い品を安くつくれば、マーケットを世界に得られた時代です。
資本主義時代にあって、日本が敗戦という未曾有の国家ショックの中なら、
勤勉さ、まじめさ、正直さで世界市場に大航海をした時代です。
物理的に豊かになっても、「精神」は豊かかどうか多くの人が疑問に思っています。
ものでは得られないハングリーなこころの満足という議論が頻繁に行われています。
「いわんや教育をや」と私は言いたいのです。
偏差値という学力の基準がグローバルスタンダードに合うのであれば、
それは一つの大きな価値観となりますが、
世界はより広範に、多様に、柔軟な人材を求めています。
大学では活発に国際化が行われていると思います。
単身留学による海外中等教育卒業者のための特別枠受験や、AO入試を
主たる国公立、および私立大学は認めています。
現地成績、論文、英語試験、面接が大雑把ですが、試験の主たる要素です。
大学こそ私は世界で選んでほしいと思っています。
そして、もちろん、その中に日本の大学も入っています。
世界で選ぶということの大前提に、まず問われなくてはいけないのが、
専門知識ではなく、コミュニケーション能力であることは、
言うまでもないことです。
「知識の暗記競争で、若い人たちの希望や能力を奪わないでほしい」と
たくさんの人たちが思っているだけでなく、
若い人たちは悩んでいるのでは、ないでしょうか。
それでも「忍耐」を強いることが、どれだけエコの時代の精神エネルギーの
無駄遣いであることでしょう。
グローバル時代の危機感認識の第一歩は、いかに自分の価値観にこだわり、
それを追究するかにかかっていると思います。
今日の主題、危機感の伝達からずいぶんと離れてしまいました。
私の教育に関する偏向に関して、皆さんのご寛容「精神」を賜れることに
心より感謝しております。

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