若いお母さんの機内での体験
わが子の運動会に日本から向かったお母さんの機内でのユニークな体験を
ご紹介させていただきます。
このお母さん、ニューヨークに向かう機内で通路の反対側のご夫妻から
声をかけられたそうです。いくつかのやり取りがあり、
お母さん、ご夫妻からso youngと言われたそうです。
「YOUNGに敏感に反応しました」とはご本人の弁です。
このご夫妻はオーストラリアから日本経由でアメリカに行くとのこと。
ニューヨークにいる曾孫に会いに行くそうです。
機内での食事、入国カードの記入など、お母さんがキャビン・アテンダント
のようなお世話をしていると、本物のCAがやってきて、
「このご夫妻、ご主人は100歳、奥さんは97歳なんですよ」
と教えてくれたそうです。
「まあ、なんと元気な人たちでしょう。」
「二人ともとても100歳、97歳には見えません。」
彼らからはお母さんが孫のように見えたに違いありません。
二人は若い時に知り合って、50年の歳月を経て、
「再婚」されたそうです。
奥さんは、しっかりマニュキュアをつけ、
イヤリングと指輪、そしてプラムワイン(梅酒)をたしなむ。
「100歳なのによく飛行機が乗せたわね」
とはお母さんのお友達の弁ですが、
現行の留学生諸君の職場は必ずしも日本とは限らない中、
孫や曾孫に会いに、いくつになっても飛行で出かけることが、
近い将来日本の家族に当てはまったら、
素敵だなと私は思います。