小・中・高校留学-個性多様化尊重教育について
個性を尊重し、個々の多様化に対応できる教育の基本は少人数クラスと、
と生徒の長所を徹底して伸ばしてゆくことが重要と思います。
留学という枠を外して教育的視点で英語圏の学校を考えてみると、
少人数クラスとYou are special, Make a differenceという彼らのポリシーは、
生徒の個性および多様化に対応していると思います。
多くの社会的リーダーシップを握れる人々が、「競争社会」から
「共存社会」の移行の重要性を訴えています。
私は競争すべき対象は他人ではなく、自分自身であると思っています。
幼少のころから、学習ランキングという競争を勝ち残り、
最高学府で学び、社会に出て活躍する人々もおそらく戦ってきたのは、
他人ではなく、自分ではないのでしょうか。
仮に勝ち残り、頂点に立ったとしても、「共存意識」がなければ、
結局は単独で良い仕事をなすことは望むべくもないでしょうし、
孤立していては、社会的な立場も消滅の危機にさらされてしまいます。
幼児の右脳教育で掛け算九九を33X33まで進展させ、世界一の掛け算名人を
輩出した、七田チャイルドアカデミーでは、能力開発とともに、
人格教育にも大変力を入れています。そのバランスが崩れると、
せっかくの能力はそれを生かす場を失いかねないばかりか、
能力が単独で動くようなことがあれば、その結果は本人の人生を
悲しいものにしてしまうことも十分に考えられるからだと思います。
その点に、七田チャイルドアカデミーの創立者、
七田真さんに人としての偉大さを感じます。
教育というフィールドで英語圏の国々を見つめ、日本の若い人たちと接し、
さらにそのご家族とのお付き合いを通じ、個性多様化尊重教育は、
家族の積極的な関与と協力があって実を結ぶものだということが
私自身の結論としてこころに定着しつつあります。