小学校留学-イギリスボーディングスクール
スコットランドのボーディングスクールを訪問したお母さんの、
感動的な体験をご紹介させていただきます。
学校訪問を終えて、校庭でたわむれるわが子(7歳)を眺めていると、
留学生(インド)と思しき小さな生徒がお母さんに近づいてきて、
「何かお飲み物でもお持ちしましょうか」と尋ねたそうなのです。
小学生であるところの留学生が訪問者に敬意と思いやりを
具体的に示すことができる、私はこのような学校に日本の若者を
お世話できることに感動しています。
知識の詰め込み競争に子供たちが精神的疲弊を隠せないなかで、
心の余裕と人としてやるべきことを、先生に言われるのではなく、
実践できることが本当の教育だと信じて疑いません。
そのこころがどのうな経緯で育成されたのか、
そもそもその子が育った家庭環境が良かったのか、
あるいは、ボーディングスクールでゼントルマン教育を教えられたのか、
おそらく、解答は親と学校のこころのリンクにあるのだと思います。
私の思う理想の学校とは、家族の絆を大切にすることを実践する学校です。
親の立場で子供のことを考えられれば、いじめや人を蹴落とすような事態は
学校現場で起こる筈がありません。
また、知識だけで社会が成り立つというような教育がこれから主流になるとは、
思えません。
私は世界の学校を訪問し、その都度たくさんのことを学び、心を動かされ、
その核心をなるべく多くの人に知ってもらいたいと思っています。
母校の説明に時間を忘れて喋りまくる生徒、
校長先生と私たちがクラスに入ってゆくと、はじかれたように起立する生徒たち、
訪問者ににこやかにあいさつをする生徒たち、
ダンスや音楽に興じる生徒たち、
結局行き着くところは、人の素直さ、正直さ、誠実さといった
生きてゆくスタンスの取り方なのだと思います。
教育という、家族にとって、社会にとって、国家にとって、そして世界にとって、
極めて優先順位の高い「精神」を世界で選ぶ - 私のプライドは、
終わりのない教育を自らの視点で皆さんに提供することです。