オーストラリア人の目から見た日本の親子
オーストラリア人のご家族から見た、
日本人親子に対する素直な印象をご紹介させていただきます。
長年にわたり日本からの親子の短期研修をお世話している
庄司孝子さんからのメッセージです。
オーストラリア人のホストファミリーからよく耳にするのは、
「日本人が子供に甘く、母親がまるで召使のように、子供のいいなりになっている」
という事です。
具体的な例をあげてみますと・・・
① 子供がベットやソファーでピョンピョン跳ねるのに、親が見ていても止めない。
② 家の中をバタバタと走り回る。
③ 大声で話す。
④ ベットルームでの飲食は禁止と伝えてあるのにも関わらず、やってしまう。
⑤ 大人が会話している時に、子供が何も言わずに割り込んでくる。
⑥ 「Thank you」「Excuse Me」「Please」を言わない。
⑦ 親の態度に一貫性がない。一度ダメと言った事でも、
子供が泣いて駄々をこねると仕方なく子供の要求を聞く。
子供は泣けば自分の思い通りになるとばかりに、いつも泣いてねだる。
⑧ 子供が「お母さんはここに座っちゃダメ!」
「シリアルにミルク入れて食べちゃダメ!」
このようなバカな命令を親が聞く。子供の言いなりになる。
子供が悪い事をするのは、どこの国でも当然ある事ですが、
親御さんはホストファミリーに謝るばかりで、
子供を叱って止めさせようとはしないのです。
皆さんはこのメッセージを読んでどのように感じますか。
皆さんが親の立場であれば、どのように子供に対応されますか。
教育は本当に大切なものですね。
かけがえのないものですね。
我が家ではあたりまえでも、
異文化という鏡に接して、たくさん気付かされることがあると思います。
ぜひ、外からの声を聞いてみてください。
わが子の行動に誇りが持てるように、
子供と対等な目線でフェアーでなことは叱って下さい。
異文化を通じて、あらたな親子の絆を皆さんが発見されるよう、
私はお手伝いをさせていただきたいと思っています。