就任挨拶パーティー: アメリカ大使館主催
先日、在日アメリカ大使館の官庁に招かれ、
アメリカ大使館査証部担当領事(ビザチーフ)の
新任披露パーティーに出席させていただきました。
今回新たに、査証部の責任者として赴任したのは一等書記官ゲイリー・ワカヒロ氏、
副責任者はリンダ・ウォッシュバーンさん。
パーティーには査証部に勤務する、ほぼ全ての領事と職員が出席しており、
学生ビザ発給について貴重な意見を聞くことが出来ました。
実はビザチーフは日本からの若年層の留学に強い影響力を持つ存在です。
というのも、私が知る限り、ビザチーフの意向によって高校生以下の
留学生に対する学生ビザ発給基準が過去に2度厳しくなったことがあります。
2度とも「若年層での留学はアメリカ永住の可能性が高い。」という
当時のビザチーフの見解をもとに各職員に指示がされたことによるものでした。
一旦決まった上からの方針に従わなければいけないのは
役所という機関が持つ宿命なのでしょう。
ワカヒロ氏、ウォッシュバーンさんともにアメリカの中等教育機関で
日本の若者が勉強することには賛成しており、若年層の子どもたちが
異文化の環境で学ぶことに対する確かな理解をお二人との会話から感じました。
ワカヒロさんの任期となる今後3年間も、学生ビザ発給が
スムーズに行なわれるのではないかと思える、安心の一夜でした。