迎春 平成三十年元旦
平成三十年、あけましておめでとうございます。
おかげさまをもちまして、今年はE-Conciergeが創立して十年目になります。
あっという間に過ぎた十年というのが実感ですが、
この間の一つひとつの学校訪問の旅や出会った人達のことを
思い起こしてみるとそれぞれに感慨深く時間と空間移動は
年限で割り切れない思いです。
新年にあたり、今年のテーマとしたいことは、受け入れるということです。
今までがそうでなかったのではないのですが、
中等教育機関であるボーディングスクールへの留学を考え、
更には次の大学への進学に対して、更に確かな情報を蓄積することが
必要となるなかで、自身の受け入れの広さと深さを増すことで、
より有意義な人生をおくれるのではないかと思うようになりました。
仕事もプライベートも変わらないと思います。
二人の息子の人生、寝たきりですが母の人生、家内との我が家、
親戚縁者との関係など受け入れが鍵になる年ではないかと痛感します。
人は一人では生きていけないと言われます。
しかし、その本質はいかがなものでしょうか。
一人で生きていけないのであれば、どう生きていけばいいのか、
いよいよ生き方が問われる年になってきたように思います。
問われることは、人の広さ。ということは、
受け入れることにあると私は信じています。
何をどのように受け入れるかについては、すべてを肯定的に考えることを
基本に考えます。
それが教育の基本でるといってもいいと思います。
今まで、多くの生徒からボーディングスクールで学ぶ喜びを聞きました。
それを一言でいえば、「いい先生」ということに
尽きるのではないかと思います。
いい先生とは、自分が教えることに喜びを感じている人です。
そしてその喜びを生徒に伝播できる人と思います。
それだからこそ、生徒に信頼される、そして信頼は感謝となると思います。
私は先生ではなく、コンサルタントですが、
留学の歓びを伝えることができる、伝えた人に喜んでもらう。
それが実現できる年にしたいと思います。