留学コンシェルジュ

♯4 ボーディングスクール留学のための準備

<先週金曜日のブログに続きます>
自分が学ぶ中学、あるいは高校を訪問して決めるというアメリカ人のボーディングスクール選定の重要性が留学生とその家族についても当てはまると思います。
前回のブログの最後で述べたように、訪問してみてわかることがとても多いと思うのです。
訪問することで発見できることは、学校に限定されません。空港でのチェックインから始まって、10時間を超えるフライトでの機内での過ごし方、入国、乗り継ぎあるいは宿泊場所への到着、そして実際の学校訪問、朝昼晩の食事、陸路の移動、帰りの機内、日本到着、それぞれの場面で心に描いていた光景とは異なる「現実」が展開されます。
実際に訪問することで、ウェブ情報やその他の学校情報のデータがより解りやすくなり、その活用も出来るようになると思うのです。自身の経験から言えることは、学校訪問の旅を十年以上にわたり年間十回以上も実行できたのは、それを実行したご家族が「学校訪問をして良かった」という私にとっては、極めて重要なプラスの印象を持っていただけたというとてもシンプルな理由です。
中学、高校ボーディングスクール留学と成人の留学との違いは、それが最初から最低でも三年という長期間にわたることがわかっていて、留学する本人が親元に頻繁に帰ってくることにあるだけでなく、親も現地に赴く機会があることのように思います。もちろん、授業料の支払いやボーディングスクールから求められるいろいろな学校行事に参加することの可否も親に問われます。また、本人の学校生活の基本データも今では、親子がいつでもモニターできるようになっています。
家族全体が留学に関わるわけですから、留学先の社会や文化といったことを親が知ることも本人のためにとてもプラスになります。
ボーディングスクールを訪問することで、たとえそれが一週間という短い期間であっても、大きなインパクトとその後の留学への確信を親子で共有するためにも、学校訪問は、留学準備に不可欠な要素であると信じます。

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