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Williston Northampton School訪問

ジュニアボーディングスクールに入学を希望する生徒については、学校訪問の際、高校としてのボーディングスクールも2-3校訪問するようにしています。3-4年後の将来、自分が進学する先の学校をいくつか見学しておくことで、彼らの学校視野を広げるのが目的です。
Williston Northampton Schoolを今回訪れたのも、ニューイングランド地方のボーディングスクールとして多くの日本人を受け入れ、顕著な進学実績を残しているという理由によります。下記、この学校の基本情報を示します。
総生徒数:414人(寮生243人、通学生171人)
学年:7年生~12年生
留学生(寮生)受け入れ学年:9年生~12年
創立年:1841年
現在の日本人生徒数:10名
施設見学が終わりアドミッションオフィスに戻ると、アドミッションオフィス付教頭のアン・C・ピルクルさんからオフィスに招かれ、この学校についていろいろと説明を聞くことができました。彼女はこの学校に36年間在籍しているそうです。
彼女の英語の肩書はassistance head of school for legacy developmentです。教頭とあるのは、名刺の日本語バージョンですが、一般的に教頭先生というのは、先生の長という内向きの役割のように思います。
36年にわたりこの学校一途に留学生を中心に受け入れを担当してきた彼女は、将にこの学校を代表するのに十分な学校知識と訪問者に対する懇切丁寧な態度は、ニューイングランドのボーディングスクールの真骨頂と言えると思います。
Boarding School Reviewによれば、この学校の寄付金総額は44ミリオンドル(平均17ミリオンドル)、APコース(平均16)が23とあります。いずれもボーディングスクールの平均を上回っています。
私のランキングでいうとESLのないランク4の学校群といってもいい学校ですがこの学校はESL(この学校での呼称は、ELL:English Language Learnersコース)があります。
留学生の受け入れに関しては、TOEFLが必要でその平均点は90点とウェブには明示されています。しかし、この数字は、中国からの志願者をかなり意識して示されているように思います。日本からの志願者でTOEFLが90点あれば、ESLは必要ないと思います。
日本からの出願者は70点くらいでも、学業成績、推薦状、本人のエッセイ、そしてインタビューが良ければ、合格の可能性は十分にある学校です。

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