アメリカボーディングスクール 授業料の支払いについて
ボーディングスクールへの支払いは、国際間の電信送金で行うのが今までの送金方法でしたが、数年前から学校が指定する入金管理機関への振り込みが徐々に普及し始め、現在ではFlywireと呼ばれる第三者機関がおおよそのボーディングスクールの入金管理を行っています。
手順としては、送金する本人の学校のアカウント内にこのシステムがあり、必要事項をオンラインで入力します。このシステムでは、支払い通貨を、日本円、アメリカドル、その他の通貨から選択できるようになっています。また、クレジットカードや、日本国内にある銀行のFlywire口座に日本円で振り込むことも可能になりました。
このシステムが導入されたことで、ボーディングスクールへの授業料等の送金は、とても便利になりました。気になる送金レートは日本の金融機関が採用するレートと同調しています。
この送金システムは、送る側、受け取る側、双方に利点があると思います。送金側が送金方法を複数選択できることで、煩雑とも言えた国際電信送金の書類作成の手間が省けました。着金の確認もFlywireが学校に確実に知らせますから、直接送金でメッセージの書き忘れなどで学校が受取人を探す手間から解放されました。システム上の言語も日本語の選択が可能です。
アメリカでTABSに加盟するボーディングスクールの8割以上の学校がFlywireを採用していると思いす。
これからおそらく、国際間の送金は、不正送金を防ぐためその管理が厳しくなると思います。実際に郵便局からの国際電信送金が今年になってから以前に比べてかなり厳密に送金目的、送金人、受取人の確認が成されるようになりました。
銀行もおそらく為替管理の強化はグローバル化が進めば進むほど、強まることは必定でしょう。
ボーディングスクールが採用したFlywireという入金管理システムによって、学校への送金は誰でも簡単に確実に行うことができるようになりました。健康管理システムのMagnus Healthと共にボーディングスクールの生徒管理は着実に進歩しています。