#8 長期休暇活用法-教育のグランドデザイン
<昨日のブログに続きます>
TOEFL、SAT対策は、基本的には独習が可能です。しかし、ガイド役としての先生がいるほうが、勉強の効率が上がります。また、勉強の内容も日本の一般的な受験生対象ではありません。故に、あまり役に立たない、あるいは覚えても使う機会があまりない無意味な英語を学習することを避けるためにも先生の役割は大きいと思います。
留学生や帰国生に特化した日本の大学入試のための学習機関は、予備校付属のものと独立した塾、あるいは専門学校があります。そこで講師を務める人は、留学経験や海外での経験が豊富なようです。彼らはプロとして、TOEFL、SATの点数を上げるためのノウハウを受講生に提供します。
それらの機関で受講生に提供される教材としての問題集を、繰り返して学習することで、確実にTOEFL、SATの点数は上がります。もし、上がらないとすれば、それは、受講者に上げるという意識がないからです。
日本でなくて、英語圏でもTOEFL、SATの勉強をする研修機関はあります。また、英語がある程度できれば、韓国でも徹底したTOEFL、SAT対策のための予備校に通うという方法もあります。
留学2年目以降の進学準備は、長期休みで日本に帰国することを前提として考えました。また、日本に帰る前後に、英語圏での専門学校での勉強という方法もあります。
いずれの方法を取るにしても、基本的には、ボーディングスクールでの生活が留学の中心です。そこには、留学生のための英語学習教材も準備されています。そして、留学生を受け持つアドバイザーの先生、ESL専門の先生、カレッジカウンセラーなど、英語の不自由な留学生をサポートしてくれる人たちもいます。
自分に与えられた時間と人財をいかにつかいこなすことができるかで、ボーディングスクールライフ2年目以降は大きく変化します。ここでも、中等教育機関への留学が受け身ではなく、自らが行動する、失敗は必然として、とにかくやってみるという主体性が成功の絶対条件となることに間違えありません。