留学コンシェルジュ

#2 テレビ局からの取材依頼-ボーディングスクール留学

フジテレビの「直撃ライブグッデイ」で取材を受けた翌日の17日、
番組をある生徒が録画してくれていたので見ることが出来ました。
一言でいえば、この番組で紹介された「留学」は私の意見ではなく、
番組の意見です。
1時間にわたって、ジュニアボーディングスクールと高校としての
ボーディングスクールの基本的な情報を提供しましたが、
それらの一部分が拡大的に編集されて、話題とされていました。
「アメリカの名門中学受験海外留学の面接に受かる答え方その①」
というフリップで「正しい答えは・・・」といきなり解説者が
コメンテーターの人たちに話を向けました。
そもそも面接に関して「正しい答え」などあるわけがありません。
番組で取り上げられた質問の内容は、
「タイムマシンで会いたい人に会えるとしたら誰に会いたいか」でした。
この番組を進行している高橋克実さんが、
「マリリン・モンローに会いたい」と言うと、
すかさず安藤優子アナが、「それじゃ落ちますよ」と突っ込む。
面白おかしく中学生の留学が紹介されていきます。
この番組録画を見ていて、私は「そんなことは言っていない」と
何度かひとりごちていました。
放送の前日、1時間ほどインタビューを受けて、
それはすべて録画もされましたが、
今回は幸いにもその録画は使われていませんでした。
もし、録画された私のコメントが放送に使われたとすれば、
私の「ひとりごち」は「叫び」に変わっていたと思います。
この番組で留学が取り上げられたのは、芸能人の子弟の留学が
話題になったからだそうですが、そもそも留学は話題性においては、
視聴率を獲得できるテーマでしょうが、初等、中等教育ということから
考えると、そのリスクやメリットは地味で慎重に考えるべきです。
今回の取材は、電話で質問があり、その日にインタビューがあり、
翌日には放送されたのですから、中身の吟味が出来るわけがありません。
これからも、中等教育機関への留学はよりメディアへの露出が
多くなるのではないかと思いますが、次回、そのようなオファーを受けた時は、
より慎重に、時間をかけて、受けるか否かを考えたいと思います。

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