アメリカボーディングスクール-♯5 2019年入学難易度
<火曜日のブログに続きます>
ランク3のボーディングスクール群の今年の入学難易度ですが、マサチューセッツ州、コネチカット州の学校は上昇傾向にあると思います。
Brewster Academy
Bridgton Academy
Cheshire Academy
Ethel Walker School
The Gunnery
Marianapolis Preparatory School
Marvelwood School
Cambridge School of Weston
Chapel Hill-Chauncy Hall School
Concord Academy
Cushing Academy
Darrow school
Gould Academy
Gow School
Grier School
Hebron Academy
Hoosac School
Hun School of Princeton
Kents Hill School
Kimball Union Academy
Knox School
Lawrence Academy
Miss Hall’s School
Oxford Academy
Pennington School
Perkiomen School
Proctor Academy
Purnell School
Putney school
Salisbury School
St. Andrew’s school
St. Thomas More School
St. Johnsbury Academy
Stony Brook School
Storm King School
Tilton School
Trinity-Pawling School
Vermont Academy
Washington Academy
West Nottingham Academy
Westover School
Wilbraham & Monson Academy
Williston Northampton School
Winchendon school
Worcester Academy
前回のブログでも述べましたが、ボーディングスクールの入学難易度は日本の私立中等教育機関に比べると、入学の難易度は年によって大きく変化するという特徴があります。
偏差値という便利な入学難易度の物差しがボーディングスクールにはありませんが、その理由は、入学考査方法の違いによるものではないかと思います。TOEFLやSSATといった英語力、数学力を判定するテストだけで合否が決まらないボーディングスクールですから、インタビュー、出身校での成績、特技、特性などを数値化することにボーディングスクールや関連教育機関は関心を示さず、独自の基準でそれぞれの学校の入学難易度は自然に決まっていきます。
更に、選ぶ側も数値やデータよりも自分との相性を重んじます。
ボストン、ニューヨークというアメリカ有数の大都市のあるマサチューセッツ州、ニューヨーク州は、国際線の乗り入れも多く、交通至便なこともこの2州のESLのあるボーディングスクールの入学難易度を上げる要因になっているのではないかと思います。
TOEFLが50点に届かない志願者は、この2州のボーディングスクールよりも北のニューハンプシャー州、バーモント州、メイン州のボーディングスクールのほうが最初の1年間の学校生活が無理なく送れると思います。
9年生からの入学であれば、11年生時にランク3、4のボーディングスクールにアップグレード転校することも可能です。
つづく