錦織圭@ウィンブルドン2017
錦織選手のウィンブルドンが日本時間で昨夜終わりました。
相手は世界ランキング19位のロベルト・バウディスタ=アグでした。
試合を決めたのは、要のポイントでのミスにあったと思います。
結果的には1-3とスコアだけみると、錦織の惜敗には思えませんが、
試合内容は互角といってもいいと思います。
スポーツ全般に言えると思うのですが、
プロの世界は、技量の差よりもメンタルな強さが
勝敗を支配していると思います。
今年のウィンブルドンでの日本勢は、錦織選手のみならず、
ダニエル太郎選手、杉田祐一選手もあと一歩のところで、
ミスが出てしまう、うなだれるというシーンが目立ちました。
思うようにいかない、狙いが狂ってしまう時は、
うなだれないで、上をむいたらいいと思ってしまいます。
現場では、それほど簡単には、張り詰めた緊張感のなかで、
恒にベストショットが望めないことは、百も承知なのですが、
2014年のUSオープンで決勝まで行った錦織選手を見ている人にとっては、
どうして、何でもない球をネットにかけたり、
得意のバックハンドがサイドラインを割ったりするのかが不思議なのです。
杉田選手とマナリノ選手のフルセットでの試合も、
腰をかばい、試合を中断するようなしぐさで時間を稼ぐマナリノに対して、
杉田選手は最後のセットで自分のペースがつかめずに、
「精神的に」疲労困憊してしまったように思います。
ダニエル選手は、試合途中から視線が水平よりも下に下がってしまい、
技量よりも意識で劣勢に立たされているように思いました。
いい時の状態を常に保てる選手が結局、
テニス界のレジェンドとなるのでしょうが、
自分をコントロールすることがいかに至難の業であるか、
昨夜の錦織選手を見ているとわかります。
試合後のインタビューで錦織選手は、
積極性、粘り、自己ペース確保という点が足りないと言及しました。
確かにバウディスタ=アグはストローク戦において、
驚異的な粘りと果敢に攻めてポイントを奪うシーンが目立ちました。
それに対して、錦織選手は、決める前にミスが出てしまうのです。
8回のブレイクチャンスをものにできなかった錦織選手は、
自らのフラストレーションに圧倒されてしまったのかもしれません。
ランキング、賞金額、名声などの華やかな舞台裏で、
プロの選手たちは、日々、自分と闘っています。
上を向いて歩こう、錦織選手。
錦織選手のウィンブルドンが日本時間で昨夜終わりました。
相手は世界ランキング19位のロベルト・バウディスタ=アグでした。
試合を決めたのは、要のポイントでのミスにあったと思います。
結果的には1-3とスコアだけみると、錦織の惜敗には思えませんが、
試合内容は互角といってもいいと思います。
スポーツ全般に言えると思うのですが、
プロの世界は、技量の差よりもメンタルな強さが
勝敗を支配していると思います。
今年のウィンブルドンでの日本勢は、錦織選手のみならず、
ダニエル太郎選手、杉田祐一選手もあと一歩のところで、
ミスが出てしまう、うなだれるというシーンが目立ちました。
思うようにいかない、狙いが狂ってしまう時は、
うなだれないで、上をむいたらいいと思ってしまいます。
現場では、それほど簡単には、張り詰めた緊張感のなかで、
恒にベストショットが望めないことは、百も承知なのですが、
2014年のUSオープンで決勝まで行った錦織選手を見ている人にとっては、
どうして、何でもない球をネットにかけたり、
得意のバックハンドがサイドラインを割ったりするのかが不思議なのです。
杉田選手とマナリノ選手のフルセットでの試合も、
腰をかばい、試合を中断するようなしぐさで時間を稼ぐマナリノに対して、
杉田選手は最後のセットで自分のペースがつかめずに、
「精神的に」疲労困憊してしまったように思います。
ダニエル選手は、試合途中から視線が水平よりも下に下がってしまい、
技量よりも意識で劣勢に立たされているように思いました。
いい時の状態を常に保てる選手が結局、
テニス界のレジェンドとなるのでしょうが、
自分をコントロールすることがいかに至難の業であるか、
昨夜の錦織選手を見ているとわかります。
試合後のインタビューで錦織選手は、
積極性、粘り、自己ペース確保という点が足りないと言及しました。
確かにバウディスタ=アグはストローク戦において、
驚異的な粘りと果敢に攻めてポイントを奪うシーンが目立ちました。
それに対して、錦織選手は、決める前にミスが出てしまうのです。
8回のブレイクチャンスをものにできなかった錦織選手は、
自らのフラストレーションに圧倒されてしまったのかもしれません。
ランキング、賞金額、名声などの華やかな舞台裏で、
プロの選手たちは、日々、自分と闘っています。
上を向いて歩こう、錦織選手。