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#2 SAT、SSAT対策について - ボーディングスクール留学

<昨日のブログに続きます>
見て、発音して、書くという動作を繰り返して2時間で50語ほどの単語を覚えることが出来ますが、次の日まで覚えていられるのは10語に満たないのではないかと思います。それが一般的な人の記憶に関する機能だと思います。大切なのは、それを繰り返して行うことです。1日に50語の進出単語を覚えるとして、10日で500語になります。そこまで達したら、最初の50語に戻ります。すると初回の半分ほどの時間で見る、発音する、書くという作業が終えられるようになります。これもまた、人に備わっている覚えるということのメカニズムなのだと思います。
新出単語を見る、発音する、書くという作業を4-5回繰り返すことによって、覚えるという作業が完成します。この作業で最も難関なのは最初の一巡でしょう。今までに見たことのない目新しい単語を一つひとつ覚え込んでいくわけですから、その量に圧倒されて、誰でもマイナス思考に支配されます。それを打破できるのは、覚える本人のマイナス思考に負けない強い意志ということになります。
留学生の場合、その意思は、留学生活の中から学びえた、新たな自分の可能性の追求や、自己の隠された能力への自信ではないかと思います。
TOEFL、SSAT、SAT対策は、単語を覚えるということだけではありませんが、この作業に比べれば、文章を読んだり、書いたりすることは、より創造的なもので興味深いものと言っていいと思います。すなわち、一番大変な作業が出来るあるいはできたことで、他の学習がより楽に、また意欲をもって取り組めるようになるでしょう。
留学生のボーディングスクールでの日々は忙しいことは、これまで繰り返し述べてきました。その忙しさは留学生にとって自分が成長するためには必要な要素です。忙しいから彼らは時間の使い方を工夫しなければなりませんし、単なるデスクワークからも解放されて精神のバランスを保っています。
そして、バランスの取れた忙しさの延長として、感謝祭、冬休み、春休み、夏休みなどの長期の休暇は、試験対策のための時間を作るということが習慣化すれば、数年後にある高校、大学生活もより充実したものになることは間違えありません。

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