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TOEFLはためになります-ボーディングスクール留学

ジュニアボーディングスクール、ボーディングスクール、いずれに留学してもほとんどの場合、
留学が単年度で終わることはありません。そして、次の段階への準備は生活に慣れると同時くらいに始まると言っていいと思います。
ジュニアボーディングスクールであれば、7年生から入学して8年生になる頃には、高校進学の準備をするという意識が留学生にとっては必須となります。準備のための基本および詳細は今まで様々なかたちで述べてきましたので、それが読書力を中心に展開されることは、理解していただけると思います。
ボーディングスクールであれば、9年生から入学して10年生に大学準備の意識を徹底することで11年生の結果が大きく異なると思います。12年生になれば、すぐに共通願書作成の作業に入り、年末までにそれを終了するというのがアメリカの受験の実態ですから、日本のような最後の追い込みとった受験に特化した「テスト対策」はアメリカの大学受験においては、存在しません。従って、3年4年後を考えて、「今」なにをしなくてはいけないかを留学生は考えるべきなのです。
日本の受験と比較してアメリカの場合、その準備に費やす努力は、進学先で十分に生かされます。TOEFLは留学生のすべてに適応される英語力試し験ですから、その内容は決して特別に難しいものではありません。もちろん、簡単ではありませんが、SAT、SSATと比べると、より現場で使える知識と技能が求められるようになっています。すなわち、500ワードくらいで構成される文章を5分程度で読み、設問に答えるというものです。
TOEFLで鍛えられた読解力は、試験のためのものではありません。
英語圏で勉強を続けるためにはどうしても必須の学習力なのです。それが完成しないことには、大学での膨大な読書量についていけないことになるでしょう。ジュニアボーディングスクールレベルから高校への進学の際もESLのないランク4以上の学校での学習では、TOEFL80点以上の力は必須となるでしょう。
「受験」という響きは日本では、ある特定の時期に行う苦行のようなイメージがないでしょうか。「我慢して学ぶ」、「これが終えればあとはバラ色の学校生活」、「問答無用で必要なことを覚える」というような意識で受験が考えられているのであれば、まずそれを払拭してかからないとボーディングスクールでの進学対策はとても難しいものになると思います。
つづく

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