生徒とのテニス - 第2戦
真夏の暑い日、今夏の最高気温を記録するような昨日、
帰国している留学生とテニス第2戦を行いしました。
今回の生徒はテニス歴4年ほどですが、
軟式テニスなみの厚いウェスタングリップからの強烈な
トップスピンフォアハンドストロークを打ちます。
バックハンドは両手打ち、フォアハンド同様トップスピンボールです。
とにかく暑い日、最初は1ゲーム、その後は2ゲームごとの交代で、
3人のローテーションでゲームを始めました。
アメリカと違って、日本の猛暑と人工芝のコートはボールが良く弾み
球足もハードコートよりも遅くなります。
慣れないアウェイのコートでのゲーム、最初の3ゲームを私が連取しました。
4ゲームあたりからコート条件、暑さ、そして左利きの私のボールに慣れてきた
彼はフォアハンドをネットにかけるミスが徐々に少なくなります。
また、フラット気味のファーストサービスも決まるようになると、
私のサービスに対してもフォア、バック共に大振りを抑え、上手に面を合わせて
返球してくるようになりました。
若者の学習の速さに感心しましたが、それで負けるわけにはいきません。
勝負はこれからです。3-0のスコアから2ゲームを連取されて3-2となりました。
4-2か3-3か、ここが踏ん張りどころです。
サービスゲーム、汗で視界がぼやけるなか、私は肩の力を抜き、
球に集中してファーストサービスで30-0としました。
このまま行けば、このセットはとれるという欲に支配され、腕に力が入り
痛恨のダブルフォルトで30-15。
威力のないファーストサービスが彼のフォアサイドに入り、
強打を許して、返球ならず30-30。
いつものパターンであれば、この局面を打破できずにサービスゲームを
落としてしまうのですが、今回はここで彼が固くなり、結局、4-2。
ここまで来ると、勝ちがぐっと近づき、ファーストセットは6-3で私が取りました。
ゲームは4時半頃まで続いたのですが、あまりの暑さに飲んだ水は
4リットルほど、さすがに途中で15分くらいの休憩を入れました。
この流れで2セット目も私がゲームを支配すると思われましたが、
ファーストサーブを拾われ、彼のフォアの強烈なドライブボールが決まり出し、
それに応じて私のミスが目立ち始め、あっという間に0-4になってしまいました。
この試合、来年の夏に2セット目からの再開になります。
来週、10日から5日間、真冬のニュージーランドへの学校訪問がありますが、
その出張を終えて迎える20日、土曜日は2名の生徒を
ホームに迎えてのテニスマッチを予定しています。
生徒とのテニスは私を元気にしてくれます。
まだまだ、彼らには負けられません。
意識の年齢はあくまでも対等です。