10 ボーディングスクール ランク5~3への留学
<昨日のブログに続きます>
ランク3のボーディングスクールはTABS加盟の300校あまりのボーディングスクールのなかでも数が多く、最大のグループになっています。ランク5がテンスクールズで10校、ランク4のESLのないボーディングスクールが22校、そしてランク3の学校は30日のブログでそのリストを掲載しましたが43校です。
ランク5からランク3までの学校の総生徒数、寮生数、そして留学生のパーセントを比較します。最初の数字が平均総生徒数、次が平均寮生数、最後が留学生の全体数に占めるパーセントでデータはボーディングスクールレビューをもとに集計しました。
ランク5 744 587 14
ランク4 466 307 17
ランク3 294 172 27
ボーディングスクールのランキングは、あくまでも私のコンサルタントとしての経験をもとにしています。また、データはTABSとボーディングスクールレビューをもとにしています。TABSに加盟しているボーディングスクールはアメリカ、カナダだけではありませんし、上記のデータはボーディングスクールが密集しているといえるアメリカ大陸の東海岸地方を中心に考えたもので、完全にすべてのボーディングスクールを網羅しているわけではありません。しかしながら、アメリカのボーディングスクールへの留学を検討する場合、下記のような結論が導かれると思います。
寮生数、総生徒数が増えれば増えるほど、入学の難易度は上がる。寮生数が400名を超えるボーディングスクールはTOEFL、SSATなど日常生活で困らない程度の英語力が必須となり、それに伴う他の教科の学力もかなり問われる。
ランク2のボーディングスクールは、スモールボーディングスクールとアメリカで呼ばれている学校群になります。スモールボーディングスクールは生徒数がおおよそ150名以下の学校です。その数はそれほど多くはなく、ランク3の学校群に比べて留学生のためのESLクラスもそれほど発達しているとは言えません。したがって、私は近年、ランク2のボーディングスクールには留学生をお世話ケースは多くありません。
ただし、Gow Schoolはディスレクシア、ディスグラフィア、LDなどの学習障害のある生徒のための学校ということを明記しています。そのようなスペシャルニーズがあって留学を考える場合、ランク2の学校は、親身になって相談に乗ってくれますから、訪問してみる価値はあると思います。
つづく