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#1 ボーディングスクール受験-学校が志願者に求めているもの

アメリカのボーディングスクール受験において、極めて重要なのがインタビューではないかと思います。日本において、インタビューがかなり重視されるのは、中等教育の受験においてではなく、就職試験と小学校受験のように思うのですが、なぜ中学、高校、大学でなないのでしょうか。
日本の就職におけるインタビューですが、それを求める企業あるいは団体にしてみると、コミュニケーションが出来るか否かがその要点になるように思います。円滑なコミュニケーションを行うためには、その人そのものが問われます。志望の動機をいかにマニュアル通り暗記しても、求める側にしてみれば、暗記と本音を見分けることはそれほど難しいことではないと思います。
この考え方は、そのままアメリカボーディングスクールのインタビューに当てはまります。
アドミションスタッフが期待しているのは、志願者のコミュニケーション力です。それを一言でいえば、「君は何がしたいのか」ということに対する自己表現です。
「英語での自己表現は無理」と志願者が考えるのであれば、ボーディングスクールに向いているとは言えません。英語ができないのであれば、スポーツはどうか、そのほか、自分を表現できるものはないかと発想すれば良いのです。
もちろん、それぞれの志願者の英語力に合った学校を選択するという大前提がそこにはあります。それ故に、コンサルタントが必要なのです。
例えば、日本の中学校3年生で、英語力は英検でいうと2級のレベルであり、成績はオール5、運動神経も良く、音楽や芸術的センスも抜群としても、テンスクールズへの出願は無理です。
良くてランク3のESL付きのボーディングスクールであれば、インタビューで自分をのびのびと表現できるでしょう。
ボーディングスクールの受験においては、日本の中等教育の受験概念をすべて払拭して、ゼロから臨んだほうが、自分を伸ばす機会をボーディングスクールにおいて見いだせるように思います。
つづく

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