#9 教育の選択肢 イギリス小学校ボーディングスクール
<昨日のブログに続きます>
イギリスのプレップスクールで欠かせないのは現地で留学生のお世話をするガーディアンですが、今年1年間の学校スケジュールを、Summer Fieldsを例にとってガーディアンのお世話内容を考えてみたいと思います。
2016年
第2学期(Lent)
01月13日(水) 学期スタート
01月29日~01月31日 ショートリーブ 1回目(3日間)
02月12日~02月21日 ロングリーブ(10日間)
03月11日~03月13日 ショートリーブ 2回目(3日間)
03月24日(木) 第3学期終了
第3学期(Summer)
04月20日・21日(水) 学期スタート
05月06日~05月09日 ショートリーブ1回目(4日間)
05月26日~06月01日 ロングリーブ(6日間)
06月18日~06月21日 ショートリーブ2回目(4日間)
07月09日(土) 第2学期終了
第1学期(Michaelmas)
9月 7日~ 8日 新学期スタート
9月29日~10月 2日 ショートリーブ 1回目(4日間)
10月21日~10月31日 ロングリーブ (10日間)
11月17日~11月20日 ショートリーブ2回目(4日間)
12月01日~12月04日 ショートリーブ3回目(4日間)
12月14日(水) 第一学期終了
2017年(参考)
2学期(Lent)
01月11日(水) 学期スタート
01月27日~01月29日 ショートリーブ 1回目(3日間)
02月10日~02月19日 ロングリーブ(10日間)
03月10日~03月12日 ショートリーブ 2回目(3日間)
03月23日(木) 第3学期終了
イギリスのボーディングスクールでは、1か月に少なくとも一度は3-4日間、寮を退出しなければいけなく、各学期の間には夏休み(約2ヶ月)、冬休み(約1か月)、春休み(約1か月)があり、さらに各学期の中間に10日間あまりの休みがあるのです。
ボーディングスクールでの教育文化が日本にはほぼなく、殆どの生徒が通学するなかにあって、これだけの休みを取ることは、教育放棄ともみなされてしまいそうです。ボーディングスクール教育文化をイギリスに次いで発展させたアメリカにおいては、ロングリーブという習慣はありません。ショートリーブの回数もイギリスボーディングスクールと比較すれば、問題にもなりません。
つづく