コロナウィルスの留学生への影響〜今だからできる事〜
桜が満開で本来であれば人出の多い皇居周辺も今は人がまばらです。
コロナウィルスの影響は日々の生活に直接的な影響を及ぼしていますが、留学生達にも授業がオンラインになったり、そもそも留学に行けなかったりと大きな影響を与えています。
現時点では少なくとも私の把握するアメリカ、ニュージーランドの高校では全ての授業がオンラインで提供される事が発表され教師達はその対応に追われています。現地にいる学生達はそのような状況の中でオンライン授業を受ける準備をしっかりと整えています。そういった意味ですでに積極的にパソコン授業を取り入りていたこれらの国においては比較的オンライン授業に対する抵抗感は少ないと言えそうです。
留学する予定が今回の件で渡航が叶わらなった生徒達はもう少し事態は深刻かも知れません。様々な事情で渡航ができない状況が続いています。
彼らに伝えたいのは今の時間は決して無駄にならないという事です。今だからできる事、留学をしていたら出来なかったことで今後の留学生活に大いに役立つことがあります。
その一つに英語の学習です。現地に行けば嫌になる程、英語の勉強はできると思うかも知れませんが、実際に留学が始まると改めて机に向かって英語に向き合う時間はとても少ないことに気づきます。
本来であれば現地で苦労しながら身に着ける英語力をこの自粛中に伸ばすことで、最終的に現地入りが叶った時に英語に対する苦手意識を大幅に減らすことができるはずです。今の時間を有効に活用するかどうかで、留学をスタートさせた時の英語力の差は歴然でしょう。
「今できること、今だからこそできる事、それを考えて自ら実行する」
これはいつの時代においても留学を成功させるに当たってとても重要な要素の一つです。
そしてその訓練は場所を問いません。日本にいながらでもできる事なのです。