ニュージーランドの高校からの動画
今日は梅雨の一休みなのか湿気がなくてとても気持ちの良い天気なので、在宅勤務ですが気分転換に庭先でメールを書いています。
先日、ニュージーランドのクライストチャーチにあるRiccarton High Schoolの留学生担当の先生とロックダウン下で生徒達がどのように過ごしているのかについての話題になりました。日本においても緊急事態宣言時のそれぞれの学校の対応については大きな議論になっていました。オンラインで授業を提供するところもあれば、自習のための課題をたくさん出して、とにかくカリキュラムに遅れが出てしまってはいけないという意識が強く働いていたように思います。もちろん、受験を控える生徒達であればここでの遅れが将来に影響をすると考えると必死にならざるを得ないのでしょう。
一方でニュージーランドのRiccarton High Schoolでは少し違った取り組みが行われていました。「ロックダウン中だからこそできる事は?」というアプローチで日本でいうクラブ活動の一環として生徒達が自宅にいながら動画を作成してアップロードをする活動を続けていました。生徒達でスクリプトを考え、それぞれが自宅で撮影し、それをつなぎ合わせる、もちろん先生も巻き込んで完成した動画は学校のウェブサイトにもアップされています。
ロックダウン期間をみんなで乗り切ろうという気概に満ちた動画からちょっとふざけた動画までこの期間を通じて彼らはオンライン、動画を通して自分を表現する技術をこの期間を最大限利用して身につけたのだと思います。
日本にも現在、留学準備をしながら渡航が叶わない生徒達が沢山います。彼らは今とても不安な日々を過ごしている事だと思いますが、この時間をただ不安に感じて過ごすのではなく、留学に向けての準備期間捉えて今出来ることに最大限取り組んでもらいと思います。今だからこと出来る事は沢山あるはずです。
次回はその辺りについて少し触れていきたいと思います。